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FOMCと大統領選

2016年09月23日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

昨日は秋分の日で日本は祝日でしたが、如何お過ごしでしたでしょうか。
私は近くにお墓も仏壇もないので、定期的にお墓参りをするようなことはないのですが、せっかくの秋分の日なので和菓子屋さんで「ぼたもち」を買ってきて亡くなった祖父母のことを思い出しながら食しました。

「ぼたもち」を食べたのは何年かぶりですが、こういう機会がないとまず買うことはありません。すこしだけ日本の秋を感じた秋分の日でした。

さて、注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)の定例会合が実施されましたが、結局今回も金利据え置きとなりました。

今回も利上げは見送りとなりましたが、次回の定例会合では利上げが実施されるのでしょうか。実施される日から考えてみたいと思います。

今年のFOMC定例会合はあと2回実施されます。

直近の定例会合開催予定は次のとおりです。
・2016年11月1日から2日
・2016年12月13日
・2017年1月31日から2月1日
・2017年3月2日から3日

前回利上げに踏み切ったのは、2015年12月の定例会合でしたので11月に予定されている会合で利上げされなかった場合は1年間変動無しだったということになります。

アメリカ合衆国といえば、もうひとつ忘れてはいけないビックイベントがあります。それがアメリカ大統領選挙です。

今後の予定は次のとおりです。
・09月26日 第1回大統領候補討論会
・10月04日 副大統領候補討論会
・10月09日 第2回大統領候補討論会
・10月19日 第3回大統領候補討論会
・11月08日 大統領選
・01月20日 新大統領就任

次回のFOMC定例会合は大統領選の前週に行われ、12月の総会は大統領選の後に実施されます。年明け2017年1回目の会合は新大統領が就任した2週間後となっていますので、新大統領との関係も大きく影響を及ぼすものだと考えられます。

一般的に政策金利を上げるということは、市場金利が上昇することになります。市場金利が上昇すれば、企業が資金を借りる際の借り入れコストが上昇しますので、結果企業収益の悪化にもつながり、株価も下がりやすくなります。

アメリカ大統領の任期は4年ですので最低でも2020年まではこの後選挙で決まる人が務めることになりますが、就任早々景気低迷とはしたくないはずです。

色々な思惑を考えると、大統領選前週の11月、大統領が決まり就任前の12月に金利を上げるのはタイミングとして好ましくないと私は思います。

さて、どうなるのでしょうか。

チャートは、米ドル円の60分足です。
WL0229

赤い十字を切ったタイミングが今回のFOMC政策金利発表のタイミングです。
チャートが示すように今回の現状維持との結果は織り込み済みだったようで大きな値動きとはなりませんでした。

この後も、サプライズが起きにくい局面であるとすれば、レンジ内相場での展開となりやすいのでルールに則ったポジションメイクを心がけることで、対応しやすくなるのではないでしょうか。

あっという間の週末です。

今日も素敵な一日となりますように。

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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