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パスポート無くしていませんよね?

2023年07月20日


皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

夏休みの予定は既にお決まりですか?

新型コロナウイルスの扱いが5類感染症に引き下げられたこともあり、夏休みは何年かぶりで海外旅行にお出かけになる方も多いのでしょうか。

海外に行く際、必要なパスポート。

外務省によると令和4年末時点で有効なパスポートの総数は、2175万冊だそうです。日本の人口は、おおよそ1億2500万人なので1億人以上の日本人がパスポートを持っていないということになります。

ちなみにパスポートを無くしたという人はどのくらいいると思いますか?

令和4年にパスポートを紛失・盗難されたとの届出件数は、約1.4万件もあったそうです。届出された件数で1.4万件なので、実際に紛失・盗難された件数はもっとありそうですね。

そんなパスポートですが、ビザ(査証)なしで入国できる国数が多いか少ないかで、ロンドンのコンサル会社であるHenley & Partnersが国際航空運送協会のデータを元にランキングしているのですが、最新の日本のランキングが189ヶ国と3位に後退してしまいました。

ランキングは次のとおりです。

1.シンガポール            192
2.ドイツ・イタリア・スペイン     190
3.日本・韓国・オーストリアなど  189

現在、日本のパスポートを持っていれば189の国にビザ(査証)を取得することなく入国できる訳ですが、逆に入国できない国がいくつか存在します。

2023年4月現在、ビザの取得が必要な国は次のとおりです。

ロシア、北朝鮮、アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シエラレオネ、南スーダン、イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン、キューバ、ナウル、アフガニスタン、ブータン、トルクメニスタン、パキスタン、リベリア
※ブラジルは2023年10月1日よりビザの取得が必要

出典:ESTA

基本的には社会主義政策を実施している国、中東諸国、積極的な外交施策をおこなっていない国、アフリカ地域の国々などへの入国にはビザ(査証)の取得が必要です。

ビザなしで入国できる国の数が3位に後退してしまいましたが、幾つの国に入国できるのかよりもどこの国に入国できるのかの方が重要だと思います。

今回はビザの取得と相手国との関係性について調べてみました。

大切なパスポート、無くさないようにお気をつけください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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