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金融政策決定会合のおさらい

2023年01月17日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

今日から2日間、日本銀行が金融政策決定会合を実施します。前回(12月)の会合では、長期金利の変動幅をそれまでの±0.25%程度から±0.5%程度に拡大しました。

現時点で日銀では、2%の物価安定の目標実現を目指し「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続して行っている訳ですが、今回の会合で政策内容の変更が実施されるかどうか。注目が集まっています。

前回の金融政策決定会合の結果が発表された12月20日(青い縦線)を挟んだ値動きは次のとおりです。

日経225

(出所:TradingViewによる225先物チャート

結果が発表された12月20日、日経225の価格は大きく値下がりしました。チャートは直近1年分を表示させていますが、1年の値動きを振り返ってみると25,600円水準と28,400円水準の間にいることが多く、上下幅2,800円のレンジ相場を形成しているように見受けられます。前回の会合で価格は、レンジの上限水準から下限水準まで押し下げられています。
現在の価格はレンジの底値近辺で推移していますので、18日に発表される内容次第では、底割れし、新たなトレンドを形成するかもしれません。

ドル円

(出所:TradingViewによるUSDJPYチャート

12月20日のドル円の終値は前日より5.2円の円高の131.69円でした。ここ最近の変動は、10月に記録した152円をピークに円高が続いています。為替相場の決定要因はいくつもありますが、ひとつの要因として、二国間の金利差があります。金融政策決定会合の結果によっては、日米の金利差が縮小する可能性もあり、現在の円高トレンドが継続するかもしれません。

明日は、午後から荒れた相場になるかもしれませんので用心した方が良さそうですね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


参考文献:
金融政策-日本銀行

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