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米国株式市場に投資したいが、円高が気になる・・・。

2023年12月14日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

14日午前4時(日本時間)に発表されたFRB政策金利は、5.25-5.50%と現在の水準で据え置かれる結果になりました。また、同時に発表されたFOMC参加者が評価する2024年以降の目標レンジの平均値は、2024年が4.704、2025年が3.612、2026年が2.947でした。

ドットチャートの平均値

目標レンジの平均値 2023年比
2023 5.375
2024 4.704 -0.671
2025 3.612 -1.763
2026 2.947 -2.428

現在の政策金利は、5.25-5.50%ですので、来年は今よりも0.671ポイント低くなり、その翌年には1.763ポイント低くなり、3年後には2.428ポイント低くなる可能性が高くなっています。

金利が下がることは、株式市場にとって好材料なので、発表直後から米国3指数は挙って上昇しています。中でも、ダウ平均株価は、史上最高値まで上昇し、37,090.24ドルで取引を終えています。

NYダウチャート

(出所:TradingViewによるダウ平均株価チャート

当然ですが、チャートで見ても2022年1月5日に記録した前回高値を更新したことを確認できます。ちなみに高値を更新するまでに要した時間は707日(487営業日)でした。

この先、利下げが実施され、ダウ平均株価が史上最高値を更新したと聞くと買いたくなってしまいますが、日本の投資家の皆様が気を付けなければいけないのが、上のチャートは「ドル建て」のチャートであるということです。

ドル建ての金融商品を購入するためには、円をドルに換えて購入する必要があります。例えばダウ平均株価に連動する投資信託だったとしても、そのほとんどが「為替ヘッジなし(為替リスクあり)」なので為替リスクを負っています。

実際に、ダウ平均株価を「円建て」で表示させたものが次のチャートです。

NYダウチャート(円建て)

(出所:TradingViewによるダウ平均株価チャート

先ほど確認したNYダウの前回高値は、2022年1月5日でした。その時の価格は「4,228,032円」でした。一方、昨日時点での終値は、「5,394,740円」です。比べてみると今のほうが「1,166,708円」も高いことが分かります。

これが「ドル建て」と「円建て」の違いです。2022年1月5日の米ドル円のレートは116.08円でした。現在の為替水準は、前回の高値を記録した時よりも大幅に円安な状況です。

ご自身のお考えについて伺いますが、「米国株式市場に投資したいが、円高になる」と思っている。

もし、そのような相場観をお持ちなのであれば、「為替ヘッジあり(為替リスクなし)」の金融商品に投資することはベストな選択肢になってきます。

投資信託を購入する際「為替ヘッジあり」と書かれたものや、フジトミ証券でも取り扱っている取引所CFD(くりっく株365)は、原則、為替リスクがありませんので、円高リスクを排除したい人に打って付けの金融商品です。

状況に応じて、為替ヘッジのある金融商品とない金融商品の運用結果に違いができてきます。円安局面では、為替ヘッジのない商品の方が好成績になりやすいですが、円高局面の場合、利益が相殺されてしまいますので、為替変動を気にする必要のない金融商品の方が好成績になりやすくなります。

為替リスクなく、米国株式に投資したい方は、下記の「資料請求はこちら」より資料請求お願いいたします。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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