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着々と鈍化する米・消費者物価指数
2023年01月13日
皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
昨晩発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)は、前月比が0.1%の減、前年比が前回よりも0.6ポイント低い6.5%でした。
グラフにすると次のようになります。
前月比
出典:米労働省
7月以降の平均成長率は0.15%と低い成長率が続いています。これは、過去の平均成長率0.20%を下回る水準です。
前年比
出典:米労働省
物価上昇速度の鈍化がグラフでも確認できます。アメリカで実施されている金融引き締めの効果が数字に表れていますね。
今回確認されたCPIの結果を受け1月31日から2月1日に開催予定のFOMCでは利上げ幅を縮小させる可能性が高まりました。
株式市場にとってとても明るいニュースですね。物価上昇の鈍化によってNasdaqは5連騰、NYダウとS&P500は3連騰しました。また、ビットコインに関しても5連騰しており、昨年までの相場とは流れが変わってきているのかもしれませんね。
皆さんはどうお考えですか。
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参考文献:
・米労働省
・米労働省