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11月の前半はイベントラッシュ

2022年11月01日


皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
あっという間に11月ですね。今年も残すところ2ヶ月となってしまいました。

11月の前半、マーケットに大きな影響を及ぼすイベントが立て続けに実施されます。

1日-2日 米・FOMC
3日   英・BOE
4日   米・雇用統計
8日   米・中間選挙
10日   米・消費者物価指数(CPI)
15日   日・7-9月期GDP

特に今週は、日本時間3日朝方3時にFOMCによるFRB政策金利、3日21時にBOE(英国中央銀行)による政策金利の発表が予定されています。

事前予想は次のとおりです。

・FRB政策金利 3.75-4.00%(0.75ポイントの増)
・BOE政策金利 3.00%(0.75ポイントの増)

米・英ともに0.75ポイントの利上げが予想されていますので、日本銀行の政策「超短金利操作付き量的・質的金融緩和」とのギャップがさらに広がります。FXで円売りポジションを持っている人にとってはうれしい利上げとなるのでしょうか。

因みに金曜日には米雇用統計が予定されていますが、次回のFOMC開催予定は12月19-20日なので、12月も雇用統計が発表された後になります。そのため、今回の米・雇用統計が相場に与える影響は限定的だと考えられます。

来週の前半には、米・中間選挙が実施されます。今回の選挙で、上院議員の3分の1、下院議員全員が改選予定です。

現在の有効議席数をみると上院は民主党が50議席、共和党が50議席と並んでおり、下院は民主党220議席、共和党212議席と民主党が上回っていました。ちなみに上院の採決が可否同数だった場合、副大統領が決定投票をおこなうため、上院下院ともに民主党が過半数を握っていました。

ここまでの選挙戦は共和党が優勢となっていますので、バイデン民主党政権との「ねじれ議会」になってしまうと、スムーズな政策運営ができなくなります。どちらが過半数を獲得するのか。選挙結果では、株式相場中心に荒れた展開になるかもしれません。

今朝の情報番組でも取り上げられていましたが、11月はすべての日が「いい○○の日」です。
30日連続して「いい○○」が続きます。

今年もあと2ヶ月、本当の意味で「いい○○」になりますように!

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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