ビットコインが1000万円越え
2024年03月05日
皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
暗号資産をお持ちの方はご存じだと思いますが、2024年3月5日、ビットコインの価格が1000万円の大台乗せに成功しました。
ビットコイン/円チャート
(出所:TradingViewによるビットコイン日本円チャート)
2021年に770万円台まで上昇した後、2022年末には210万円台まで下落、2023年に入ってからは上昇相場に転じ、2024年3月5日、1000万円に到達しました。すごいですね。
日本円ベースでみると史上最高値を更新していますが、米ドルベースでみてみると少し違った風景が見えてきます。
ビットコイン/米ドルチャート
(出所:TradingViewによるビットコイン米ドルチャート)
現在の価格は2021年秋に記録した高値に迫る水準まで上昇していますが、史上最高値の更新には至っていません。2021年春先にも同じような水準まで上昇した後に急降下していますので、米ドルベースで変動を見た際にはこのあたりが高値圏ということになってきます。
ビットコインなどの暗号資産は、「仮想通貨」と呼ばれていたことから判るように、扱いとしては通貨です。
暗号資産に中央銀行は存在しませんが、通貨という性質上、変動が安定していることが望ましいと考えられます。
2021年以降のドルベースのチャートを見るとものすごく変動幅が大きいレンジ相場を形成しているように見えなくもありません。
日本円ベースでは、ビットコインが1000万円を超えたことで青天井のように、見えてしましますが、米ドルベースで見ればレンジ相場になっています。
本格的な上昇と捉えるのは、米ドルベースの相場が高値圏を抜けた後ということになりそですね。
今回は、日本人が見ているチャートとアメリカ人が見ているチャートは違うということをビットコインのチャートを使ってお伝えしました。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。