フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

コラム

マーケット情報

成人の日は20歳のつどい

2023年01月06日


皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

週明け月曜日は成人の日です。

各地で成人のお祝いが行われることとなりますが、2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられたため、成人式の対象が何歳なのかとても気になるところです。18歳を対象に実施されるのか、それとも今までどおり20歳を対象に実施されるのか。18歳を対象とした場合、翌週には大学入学共通テストを控えていますので、式典への参加を辞退する人もでてきそうです。

法務省によると、令和3年1月15日時点で18歳、19歳を成人式の対象年齢とする方針を決定している市町村はなかったそうです。地方自治体が実施する成人の日の対象年齢は「20歳」がほとんどということになります。

会の名称について調べてみると、新宿区の「はたちのつどい」や横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」のように「成人」よりも「20歳」という年齢を強調した名称が好んで使われています。成人して2年も経っているのに「新成人おめでとう」というのは、62歳の人に「還暦おめでとう」というのと同じで変ですものね。

成人年齢が引き下げられてもう一つ気になったのが、「弱冠20歳」という表現です。成人年齢が18歳に引き下げられれば「弱冠18歳」になるのでしょうか。

NHK放送文化研究所によるともともと弱冠というのは、20歳の男性の異称で、女性やそれ以外の年齢の人が使うのは、あまり好ましくないようです。

元々は中国の礼記に書かれていたもので「幼が10年、弱が20年、壯が30年、強が40年、艾が50年、耆が60年、老が70年、耄が80年と90年、期が100年を指す」と記されており、20歳は元服した男子が冠をかぶる年とされています。「弱」は20歳という年齢を表しているため、それが変更されるということはなさそうですね。

このコラムをご覧になっている方は、ベテランの成人の方がほとんどだと思います。若い人のお手本となるよう成人らしい行動に努めたいですね。

二十歳のみなさん、おめでとうございます。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー