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3月利上げへの警戒感と株式相場

2022年01月28日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

3月のFOMCで利上げがされるのかされないのか。

どうなるのかまだ分かりませんが、「利上げが実施されればこの世の終わり」のような異様な雰囲気が漂っているように感じます。はたしてそうなのでしょうか。

現在のFRB政策金利は下限0.00-上限0.25%です。昨年3月、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった後はずっとこの金利水準です。
この政策金利が引き上げられるのではないかと金融市場がザワザワしている訳です。
現在主流になっている予想は、テーパリングが終了する3月に利上げが実施されるとの見方です。

利上げ予想の影響を大きく受けているのが米株式市場です。アメリカ株式市場は、ピークから大きく下落しました。

米株式市場高値からの下落率
NYダウ     -10.3%
NASDAQ総合  -19.2%
NASDAQ100   -18.1%
S&P500     -12.1%

この反応、極端すぎると思いませんか?
NASDAD総合なんて19.2%も下落しています。

大方の予想どおり、3月のFOMCで利上げが実施されるとすれば、順当に考えて下限0.25-上限0.50%。仮に大幅に上昇させたとしても下限0.50-上限0.75%です。

実際に変動する金利は、0.25%から0.50%程度の話です。

もちろん年内に複数回の利上げが実施され最終的に政策金利はもっと高いところまで上昇する訳ですが、それにしても株式相場は過剰に反応しすぎだと言えます。

皆さまはどう思いますか?

相場用語では、好材料、悪材料によって相場が一方向に行き過ぎた状態のことを「オーバーシュート」といいます。今のような状態をオーバーシュートと言うのかもしれませんね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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