2018年に入ってからのNYダウの値動き
2018年04月02日
皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
早いもので今日から4月です。
2018年もあっという間に3ヶ月経過し、すでに4分の1が過ぎ去ってしまいました。
この3ヶ月間、海外のニュースは、トランプ大統領関連ニュース、北朝鮮関連ニュース、中国関連ニュース、国内のニュースは森友学園関連ニュースがほとんどだったのではないでしょうか。
特にトランプ大統領関連のニュースはアメリカ経済だけでなく、世界経済に与える影響も大きいので、それによって色々なマーケットが乱高下するそんな3ヶ月だったように感じます。
アメリカを象徴するNYダウのここ3ヶ月間の値動きはご覧のような展開でした。
NYダウは1月26日史上最高値となる26,616ドルまで上昇。2月に入ってからは乱高下を繰り返す展開となってしまいました。
チャートに下に表示しているテクニカル指標は「ATR(平均変動レンジ)」です。
通常利用する際は、14日などの日数を入力し、一定期間の値動きの平均値を出すのが一般的な使い方ですが、日数を1日にすると毎日の変動幅が解るので私はいつも1日で使っています。
2月以降、平均変動レンジが荒い動きになっており、1月につけた市場最高値26,616ドル以降は、それまでと相場のトレンドが変化したように感じられます。
4月以降の相場ですが、値動きが好転することはあるのでしょうか。
この2ヶ月間、NYダウは横ばいレンジで動いていましたが、このレンジを抜け出し、新たなトレンドを形成するのであれば、少なからずレンジ高値(史上最高値)の26,616ドルを上抜けるか、安値ライン24,190ドルラインを割り込むかどちらかの展開になるはずです。
少しチャートを長くします。
過去を振り返ると今年の2月、3月同様にATRの値が上昇していた場面が何回かありました。それが2015年8月と2016年1月です。
大きく下げた後、横ばいで推移し、長期に渡ってレンジ相場を形成しました。
今回もそんな展開になる可能性が高いのでしょうか?
今後、トランプ大統領の発言によってサプライズはおきないか?
株価が横ばいだった場合、年内に予定していた利上げが実施されるかどうか?
そのあたりが今後の注目点ではないでしょうか。
本日はNYダウ今年のNYダウの値動きについてのお話でした。
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