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雇用統計はサプライズ?

2016年07月11日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

先週末、金曜日は米雇用統計でしたが、結果は事前予想を10万人以上も上回る28.7万人増となりました。先月の発表では事前予想を大きく下回る形だったために、サプライズと言える展開となったと言えます。

米雇用統計(非農業部門雇用者数)

予想 結果 差分
2015.7月 233,000 223,000 -10,000
8月 225,000 215,000 -10,000
9月 217,000 173,000 -44,000
10月 201,000 142,000 -59,000
11月 185,000 271,000 86,000
12月 200,000 211,000 11,000
2016.1月 200,000 292,000 92,000
2月 190,000 151,000 -39,000
3月 195,000 242,000 47,000
4月 205,000 215,000 10,000
5月 200,000 160,000 -40,000
6月 160,000 38,000 -122,000
7月 180,000 287,000 107,000

※出典:米労働省

過去2回の雇用統計に注目してみてみると、6月の発表は悪くて7月の発表は良かった訳ですが、足してみると平均的な数値に落ち着きます。5月の発表では3.8万人、今月の発表では28.7万人でしたので合計すると32.5万人になります。この2カ月間の平均値は16.25万人なので、ここ1年間の平均値ではある19.9万人を少し下回る結果となり、先月の結果が悪かった分、今月は良いだろうとの予測を立てていれば、想定することは可能な結果だったと言えます。

実際、各相場の動きをみてみると発表直後はサプライズと捉えられ、上に下にの乱高下となりましたが、1時間もすれば落ち着きを取り戻し、再び元のレンジ相場へと移ってしまいました。単月でみれば、サプライズな結果でも均してみればそれほどではなかったことがチャートにも表れています。

 

米ドル円-5分足

WL0100

※チャートは『e-profitFX with株365』から

日経225-5分足

WL0101

※チャートは『e-profitFX with株365』から

東京金6月限-5分足

ws0050

※チャートは『FITS-取引画面』から

各相場とも発表直後乱高下していますが、1時間もすれば落ち着きを取り戻し、平穏な相場に戻っています。

 

チャートを見ていてもう一つ気になるのが、日経225と東京金のチャートがソックリになっていることです。
日経225と金、本来であればどちらかが上昇すればどちらかが下落する逆相関関係にあるべきものなのかもしれませんが、先週金曜日以降は同じような展開となりました。

この後もこの状態がキープされるとは思えませんが、今後の動きにも注意したいところです。

さあ、参議院選挙開けの月曜日です。

それでは今週も素敵な1週間となりますように。

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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