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野菜価格が下がって小麦価格が上がる

2018年04月13日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

4月に入ってから野菜価格がずいぶんと安くなりました。

今週発表された野菜価格は次のとおりです。

食品価格動向調査(野菜)による全国平均小売価格(4月2日)
キャベツ 215円
レタス  367円
トマト  647円
白菜   280円
大根   186円

値動きをグラフにしたものが次のものです。

出典:農林水産省

いずれの価格も平年並みまで下がってきましたのでようやく価格を気にせずに野菜を購入できるようになってきました。

うれしいことです。

さて、野菜価格は値下がりしてきましたが、今後値上がりする食品があります。

それが「小麦粉」です。

我々がいつも食べている食品の多くに小麦粉が使われています。

パン、麺類、餃子の皮、ケーキなどのお菓子などほぼ毎日小麦粉からできる食品を食べています。

小麦粉の原料は小麦ですが、その小麦はどこで作られているのかご存知でしょうか。

日本で1年間に消費される小麦の数量はおおよそ578万トンです。

そのうち496万トンは、アメリカ、カナダ、豪州などから日本政府が買いつけ、製粉企業などに販売されています。

この政府売り渡し価格が平成30年4月から3.5%値上げされました。

値上げの理由は小麦の国際価格、海上運賃、為替などの動向を受けてとのことです。

小麦価格動向はご覧のとおりです。

シカゴ小麦-日足

※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から

今年に入ってから価格が上昇してきています。

小麦価格の上昇はそれから作られる様々な食品の値上がりに繋がります。

今後の物価上昇に繋がっていくのかも知れませんね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。ご了承ください。

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