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米国債、逆イールド化が進む。

2019年03月25日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

先週、東京もサクラの開花宣言があり、いろいろなところで見かけるサクラポツポツと開花していました。

春ですね。

さて、先週、FOMC直前に書いた記事で現在のイールド・カーブがどうなっているのかについて書きました。

バックナンバー
・FOMC前に現状のおさらい
https://www.fujitomi.co.jp/?p=33139

その時のイールド・カーブをグラフ化したものがご覧のものです。

そして、今週月曜日の朝時点のものがご覧のものです。

見比べてもピンと来ないので、両者を同じグラフで表すとご覧のようになります。

青いラインが今日のもの、オレンジのものが先週水曜日のものです。

期限が短い3ヶ月、6ヶ月は変わらずもしくは上昇しており、この中で期限が長い2年、5年、10年、30年は先週よりも大きく減少してしまいました。それぞれ0.15から0.18%利回りが下がってしまいました。

先週時点では6ヶ月物よりも10年物のほうが高利回りな状況でしたが、今週に入って両者は逆転し、短期金利が金利を上回る逆イールドになっています。

先週末のNY株式市場は460.18ドル安の25502.32ドルと大幅安で取引を終了。週明けの東京株式市場も大幅安で取引スタートとなっています。

今週は3月の権利付き最終日があり、年度末を迎える企業も多くありますが、不安定な相場展開が続きそうです。今週は荒い値動きにご注意ください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・米国債・金利-Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/markets/rates-bonds/government-bonds/us

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