皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

今日は配当のお話です。昨日は、権利付き最終日でした。昨日の立会終了時点で株式を保有していた人には配当が付与されます。翌営業日である今日株式を持っていても配当はもらえないので理論上、配当分の株価が下がる計算になります。

例えば権利付き最終日の株価が1000円で1株あたり5円の配当が付与されるのであれば、翌日の株価は1000円から5円を引いた995円になり、合計すると株主が保有する資産価値は1000円から変わりません。

配当分の価格が下がるのでこのことを一般に「配当落ち」といいます。

当社で取り扱う「くりっく株365」はほぼ24時間取引ができるので「日経225証拠金取引」の立会が終了するのは午前5時です。したがって、権利付き最終日に発生する権利が確定するのは本日3月27日朝の段階ポジションを保有していた人になります。

今朝午前5時時点でポジションを持っていた場合、その直後に配当相当額の受払が行なわれます。今回の配当相当額は1枚に付き17,137円でした。

この17,137円をレート換算すると、くりっく株365の日経225証拠金取引は「株価指数×100倍（円）」で取引されていますので、100で割った「171.37円」がそれに相当します。

昨日の終値（精算値）は21,548円ですので、21,548円から171.37円を引いた21,376円が理論上の価格になります。

本日、くりっく株365市場の立会は朝8時30分に開始されますが、東京証券取引所の立会は午前9時から開始されますので、くりっく株365市場のほうが30分早くスタートすることになります。

日経225-くりっく株365

くりっく株市場の今朝の取引は187円安の21,361円でスタートしましたが、東京証券取引所の立会がスタートする9時前にはズルズルと値上がりして朝9時には21,416円まで回復しています。

このあと、171円安以内の下げ幅がキープできるかどうか注目ですね。

3月も今日も含めて残り3営業日です。いい締めくくりになりますように。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。