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来週(8月20日週)トルコリラ円の証拠金が上がります。

2018年08月17日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

今日はFXの証拠金のお話です。

連日のトルコ、トルコ、トルコと、トルコのニュースが続いていますが、トルコが話題になっている要因のひとつに激しい価格変動が挙げられます。

色々なメディアでトルコのニュースが報道されていますので、よくご存じだと思いますが、トルコリラ円相場はこの10年間ほぼ下げ続けているといっても良いような状況です。

トルコリラ円(くりっく365)-月足

※チャートはフジトミの取引画面から

ご覧のように今から約10年前の2007年10月、トルコリラ円は99.58円と100円近いレートをつけていました。

それから約10年間、1段また1段と価格を下げ続け、2018年8月13日(月)史上最安値である15.36円まで下落してしまいました。

トルコリラ円(くりっく365)-60分足

※チャートはフジトミの取引画面から
話を今回の本題である証拠金に戻します。
FXをおこなうためには、証拠金が必要です。当社で採用している証拠金は、取引所が公表する「個人用為替証拠金基準額(レバレッジ25倍上限付きHV方式)」というもので、証拠金は一週間ごとに見直されます。

証拠金の計算に用いられるHV方式は「ヒストリカル・ボラティリティ方式」の略です。価格の変動の激しさ(ボラティリティ)によって証拠金が決定します。

価格変動が穏やかでほとんど値動きが無い場合、HV方式で算出した証拠金額は少額になります。逆に価格変動が激しい場合、HV方式で算出した証拠金は高額になります。

レバレッジ25倍上限については、レバレッジ25倍で計算した金額です。レバレッジ25倍を取引の額(想定元本)から計算すると4%が証拠金の金額です。

例えば取引の額が100万円だった場合、その4%は4万円なので4万円がレバレッジ25倍で計算した証拠金となります。

レバレッジ25倍で算出した金額とHV方式で算出した金額を比較し、レバレッジ25倍の方が高額だった際は、レバレッジ25が採用され、逆だった際は、HV方式が採用されます。

レバレッジ25倍 > HV方式 ⇒ レバレッジ25
レバレッジ25倍 < HV方式 ⇒ HV方式

先週トルコリラ円は大きく変動しましたので、HV方式の方が高額になってしまいました。
証拠金を今週のものと比べたものが次のものです。

2018/08/13-2018/08/17 8,950円
2018/08/20-2018/08/24 12,950円(+4000円)

今週(8月13日週)と比べ4000円上昇します。

上昇率で言えば44.69%上昇します。

注意しなければならないのが、両建していても証拠金が掛かるということです。

例えばトルコリラ円を100枚両建していた際の必要証拠金は、今週(8月13日週)は895,000円ですが、来週(8月20日週)は1,295,000円必要になります。

来週以降、トルコリラ円の証拠金が大きく変わりますので有効比率が低いお客様はロスカットにならないよう注意してください。

今日はトルコリラ円証拠金変更についてのお話しでした。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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