フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

コラム

マーケット情報

日経と金について

2016年02月10日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

良くご存じのように昨日の相場展開は波乱な動きになりました。日経平均株価は前日比で900円以上も安く、16085円まで下落しました。なんとか16000円は死守しましたが今日はキープできるでしょうか。

下がったのは株だけではありません。リスク回避とマイナス金利の影響から金融機関が国債を購入する動きを強め、新発10年物国債の市場利回りはマイナス0.035%まで低下し、史上初めてマイナスとなってしまいました。

原油価格も30ドルをキープできませんでした。前日比1.75ドル安の27.94ドルまで下落しこちらも厳しい状況です。

株も駄目、債券も駄目、原油も駄目となった結果、資金の行き先が無くなったこともあり金価格が上昇しました。

実物資産でもある金はマーケットが下落基調にある時に注目される傾向にあるようです。

チャートは2009年2月からの日経平均株価と東京金の週足です。

 

WS0308

 

まず、日経平均株価の大まかな流れをお浚いしたいと思います。大まかな流れとしては2012年12月26日の安倍内閣が発足前と発足後では流れが異なります。

2009年から2012年の終わりにかけて、10000円を割り込むなど低迷が続きましたが2013年からの2年半にかけて10000円以上の上昇となりました。

それに反する動きになっているのが東京金の値動きです。

東京金は日経平均株価が低迷する2009年から2012年の終わりにかけて上昇し3000円水準から5000円水準まで約2000円の上昇となりました。

株価が上昇し始めると株式投資の魅力が高まりますので金投資の魅力は薄れ金価格は2013年からの3年間、レンジ相場に転じています。

一番下のグラフは日経平均株価を東京金価格で割ったものです。2012年以前の値動きは株価は下がり金価格は上昇していましたので割合は低下傾向にあり2013年以降は日経平均株価は上昇に転じたので倍率が高まっています。

倍率では4.5倍まで膨らんだ日経と東京金の倍率。今後どうなるでしょうか。

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー