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将来、IMF本部が中国北京に!??

2017年07月25日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

 

昨日24日のロイターの記事ですが、IMF(国際通貨基金)のラガルド専務理事は、中国の成長トレンドが今後も継続し、IMFの議決権構造に反映された場合、今後10年で北京がIMF本部となる可能性があるとの考えを示したとのことです。

 

IMF規則では、加盟国で最も経済規模の大きい国に本部をおくと定められており、このまま中国の経済発展が続いた場合、10年以内にはアメリカを抜いて、中国が世界最大の経済大国となった際には、本部が中国に変わってしまうことになります。

 

中国とアメリカの経済規模がどの程度縮まっているのか、IMFが公開してるデータベースを利用して見てみたいと思います。

今回は、比較しやすいようにGDP(USドルベース)を利用します。

 

2017年現在のGDPは次のとおりです。
中国   11.795兆ドル
アメリカ 19.417兆ドル

 

2000年以降のデータをグラフ化したものが次のものです。

 

グラフ.GDP(USドルベース)

WL0971

出典:IMF

意外なことに中国の上昇速度が圧倒的なのかと思っていましたが、グラフをみると2010年以降の経済成長は、アメリカも中国とほぼ同じ速度で上昇しているように見受けられます。
今から10年後というと2027年。
それまでには、中国が追い抜いてしまう可能性があるそうです。

 

将来、中国が世界最大の経済大国になった暁には、経済以外の文化、価値観も中国式がグローバル・スタンダードになってしまうのでしょうか。

 

どうなっていくのか。私には全く想像ができません。

 

いずれにしても、どんなことが起きても対応できる柔軟な対応力が求められる世の中になりそうです。

 

今から中国語でも勉強しようかしら。

 

それでは、マーケットです。

 
 

米ドル円(くりっく365)-60分足

WL0967

※チャートは『e-profitFX with株365』から

7月12日高値を起点とした下降トレンドは現在も継続中です。上値で引っ張ったトレンドラインと1週間の動きを示す120時間移動平均線がほぼ同値に位置しています。上昇トレンドに変化するためには、最低でもこのラインを上回る必要があるので今しばらくは下降トレンド継続と言えるでしょうか。

 
 

日経225(くりっく株365)-60分足

WL0968

※チャートは『e-profitFX with株365』から

レンジ相場の下値水準での展開となっています。円高のあおりが株価に影響を及ぼすかどうか。仮にレンジを割り込んだ際、そのまま下降トレンドに変化するかどうか。
レンジ相場の期間が長いだけにこのままレンジが続くとも考えられますし、どちらの可能性も捨てきれない相場に見受けられます。

 
 

東京金 6月限-60分足

WL0970

※チャートは『FITS-取引画面』から

7月7日の高値4473円を上抜けはしましたが、その後急上昇することはなく、緩やかな上昇トレンドをキープしたそんな展開となっています。3本の移動平均線は短期線から22時間、66時間、110時間です。東京商品取引所の立会時間は、日中が8:45から15:15分、夜間が16:30から5:30となっていますので、休場となっている朝6時台と7時台を除くと1日は22本で表すことができます。66本なら3日、110本なら5日(1週間)を表すことになります。
今回の上昇は110時間移動平均線と下値支持線が交わる位置に位置していますので、綺麗な上昇となっているように見受けられます。
形としては米ドル円の真逆です。

 
 
米ドル円は下降トレンド、東京金は上昇トレンド、日経225はレンジ相場。そんな感じでしょうか。

 

さあ、火曜日。

今日もハッピーな一日になりますように。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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