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コラム

マーケット情報

北朝鮮ってどんな国?

2017年09月05日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

ここ数日、北朝鮮による軍事的挑発行為が横行し、マーケットにも大きな影響を与えています。

北朝鮮ってどんな国なのか良く解らないことが多いので、今日は外務省のデータを参考に北朝鮮について簡単にまとめてみたいと思います。

1.面積
12万余平方キロメートル

朝鮮半島の55%が北朝鮮の領土です。広さは日本の3分の1相当です。

2.人口
約2515.5万人(2015年、国連経済社会局人口部)

東京都と神奈川県の人口を足した人数が2280万人なのでそれよりも少し多い人口です。ちなみに韓国の人口は5125万人いますので北朝鮮の約2倍の人口のようです。

3.首都
平壌(ピョンヤン)

4.主要機関
・国防委員会
 第一委員長:金正恩
・最高人民会議
 常任委員会委員長:金永南
・内閣
 総理:朴奉珠
 外相:李洙墉
・朝鮮人民軍
 最高司令部:金正恩

5.基本政策
(1)北朝鮮の政治は,主体思想(チュチェ思想:北朝鮮憲法では「人間中心の世界観であり人民大衆の自主性を実現するための革命思想」(第3条)と規定)及び先軍思想を基礎とし,朝鮮労働党の指導の下にすべての活動を行う(第11条)とされている。
(2)北朝鮮は,第二次世界大戦・朝鮮戦争後,ソ連の例にならって計画経済体制を導入。配給制度に基づき,指導者が生産手段を含め経済全体を管理。中ソ両国の援助を得つつ,経済発展。

6.経済規模
(1)名目GNI 34.2兆韓国ウォン(2014年)

最新の韓国ウォン円レートが0.96701円なんで日本円1韓国ウォンは約0.1円です。34.2兆韓国ウォンということは日本円にすると名目GNIは3.42兆円程度となります。

(2)一人当たりGNI 138.8万韓国ウォン(2014年)

日本円に直すと約138800円です。

(3)経済成長率 1.0%(2014年)

(4)貿易額

輸出 38.3億ドル(2013年)
輸入 46.5億ドル(2013年)

2013年の主要な貿易相手国は中国、韓国、ロシアでその貿易額は中国が65.5億ドル、韓国が11.4億ドル、ロシアが1億ドルだったようです。
北朝鮮の輸出入額の合計は84.8億ドルですので中国の65.5億ドルという金額は実に77.2%にもあたります。2013年時点での貿易相手国の大半は中国だったようです。

因みに韓国の名目GDPは2015年時点で1兆3779億ドル、一人当たりGNIは27450ドル、貿易額は輸出が4955億ドル、輸入が4061億ドルでした。

日本とは国交がないのでほとんど情報が入ってきませんが、外務省のデータを見るかぎりでは、北朝鮮の貿易相手国のほとんどは中国ですので、経済的に中国に依存する部分は大きいようです。

今後この問題がどのように進んでいくのか解りませんが、マーケットにも大きな影響を与える問題ですので、投資家の皆様も注意深く見ていることと思います。

はやめの平和的解決を望みます。

細かなデータは外務省ホームページをご覧ください。
 
 
参考:外務省 北朝鮮 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/index.html

 
 

それではマーケットです。

 
 

米ドル円(くりっく365)-60分足
WL1080

※チャートは『e-profitFX with株365』から

日曜日に実施された北朝鮮の核実験の影響を受けて週明けの相場は円高方向に窓を開けてのスタートとなりました。その後、大きな価格変動はなく109円台後半での停滞がつづいています。現在の値位置は8月の中旬からつづく横ばいレンジ相場の中心あたりで推移していますので今後もこのレンジ内での相場展開がつづきそうです。

 
 

日経225(くりっく株365)-60分足

WL1081

※チャートは『e-profitFX with株365』から

日経225についてもレンジ内相場がつづいています。こちらについても値位置はレンジ内の中心付近ですので今しばらくの間はこのレンジでの展開が続きそうです。

 
 

東京金 6月限-60分足

WL1082

※チャートは『FITS-取引画面』から

「有事の金」この言葉にふさわしい値動きとなっているのが金相場です。昨日はあっさりと4700円の大台まで上昇し、一方的な相場展開が続いています。

分かりにくいので週足で見てみます。

 
 

東京金 週足

WL1083

※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から

現在の値位置から見た前回高値は2015年5月29日につけた4739円、その一段上が2015年1月23日につけた4958円です。過去の値動きを見ると2014年は7月から11月にかけて4200円から4300円台の横ばいレンジ相場でしたが、11月以降は急激な上昇相場に変化し翌年の1月23日には4958円まで上昇しました。値幅としては約3カ月で700円ほどの上昇です。今回の上昇劇はまだ200円ほど。それと比べるとまだまだ入口付近とも言えます。今回の相場、2014年の相場の再来となるでしょうか。
今後も激しい値動きが予想されますので、過剰な売買は控えた方が良さそうです。

 
 

ということで今日も張り切っていきましょー。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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