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先週末の雇用統計を挟んだ値動きをみてみる

2017年09月04日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

北朝鮮危機絡みのニュースが各メディアのトップニュースとなり、ここ最近は注目度が下がってしまっていましたが先週末の金曜日、米・雇用統計がありました。

事前予想では、非農業部門雇用者数が+18.0万人でしたが結果は予想を上回る雇用者数で+20.9万人となりました。
今日は、雇用統計発表前後の値動きを5分足で見てみたいと思います。

 
 

米ドル円(くりっく365)-5分足

WL1077

※チャートは『e-profitFX with株365』から

雇用統計発表直後、急激な円高になりました。発表の瞬間110.175円つけていたドル円レートは109.55円まで円高が進み、一気に0.625円も円高進行する結果となりました。しかし、その後円高の動きが続くことは無く、今度は円安方向へと切り返す結果となりました。1時間30分ほどの間上昇トレンドを維持し23時には110.53円まで円安が進む結果となりましたが、その後は落ち着きを取り戻し元のレートよりもすこしだけ円安な110.25円前後でのレンジ相場が続きました。

 
 

日経225(くりっく株365)-5分足

WL1078

※チャートは『e-profitFX with株365』から

日経225は、米ドル円の値動きと比べるとおとなしい値動きとなったようです。雇用統計の発表があった21時30分、それまでつけていた19725円から19672円まで値下がりしました。値動きは53円ほど値下がりした形です。この53円の値下がりをチャート上でみると、その値動きはレンジ内での値下がりにすぎず、新たなトレンド形成を生みだすような大きなものでは無かったことがわかります。

 
 

東京金 8限-5分足

WL1079

※チャートは『FITS-取引画面』から

雇用統計が価格変動のきっかけとなったのが東京金(ゴールド)でした。雇用統計の発表があった21時30分までの間、値動きはほとんどなくほぼフラットな値動きをしていましたが発表があった21時30分以降は違いました。
発表があった時間の5分足をみると高値が4667円、安値が4649円でしたので18円変動しました。もう少し細かくみるとこの変動は発表から1分以内に起きていましたので発表直後は乱高下していたことを物語っています。その後は21時45分に一度下げたものの緩やかな上昇トレンドを形成しています。

 
 

瞬間的に大きく変動したドル円、変動はレンジ内に留まった日経225、発表後トレンドを形成した東京金と、今回の雇用統計は銘柄によってその値動きは独立したものとなりました。それぞれの値動きは、北朝鮮情勢が意識された値動きとなってしまったようです。

なお、週末に行われた北朝鮮の水爆実験は日本時間3日(日曜日)午後0時29分でしたので、マーケットはクローズでした。

休み明けの月曜日。各市場の値動きにどのような影響を及ぼすのか?

急激な値動きにご注意ください。

それは今週も張り切っていきましょー。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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