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今週後半はGDP、FOMC、雇用統計と重要指標の発表が続く

2019年10月29日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

本日、日経平均株価は年初来高値を更新し、約1年ぶりに23,000円の大台を上回りました。

昨日のコラムでは、景気動向指数の先行指数と一致指数の状況が好ましくなく状態は「悪化」であることを紹介しましたが、そんな指標はお構いなしな相場展開となっています。
本日の日経平均株価は前日比106円高の22974円で取引を終えました。日経225構成銘柄のうち値上がりが176、値下がりが47、変わらずが2銘柄でした。

日経225(くりっく365)

日経平均株価は好調な状態が続いていますが、今週は米国で重要指標の発表が連続して行われます。

10月30日21時30分には米国の第3四半期の実質GDP速報値が発表になります。前回は前期比年率で2.0%のプラスでしたが、今回は前四半期よりも0.4ポイント低い1.6%との事前予想です。四半期GDPの結果に注目が集まるのは、欧米での景気判定に四半期GDPが使われているからです。以前ご紹介しましたが、四半期GDPが2期連続してマイナスになると「景気後退(リセッション)」になってしまいます。発表される結果が予想どおりプラスだったとすれば景気後退はまだ先だと言えそうです。

最も注目されているのが日本時間10月31日午前3時に発表予定の米FRB政策金利です。

事前予想では現状よりも0.25ポイント低い1.50-1.75%との予想です。
現在の米国債利回りは、3ヶ月債が1.60%、12ヶ月債が1.59%、10年債が1.85%となっています。

金曜日に発表されるのが米雇用統計です。
事前予想は失業率が3.6%、非農業部門雇用者数が9.0万人となっています。

今週発表される重要指標にてサプライズが発生する可能性は低そうですが、もしサプライズが発生した際には、大きな変動があるかもしれませんね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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