皆様、こんにちは。パソコン教室担当のワイワイです。

今晩は、大統領選挙後初の雇用統計があります。
事前予想では、失業率が4.9％、非農業部門雇用者数が18万人となっています。

マーケットはどのように反応するでしょうか。
発表は日本時間の22時30分です。
それでは現在のマーケットです。

米ドル円（くりっく365）-60分足

※チャートは『e-profitFX with株365』から
雇用統計を控えこれまでとちょっと雰囲気が違ってきてるようにみえます。チャートは11月10日以降の60分足ですが、細かく見ていくと前回高値を更新した次の高値は１回目の高値よりも高くなっていました。
これは、高値更新した後も買いが続き買い注文が相場を引き上げていたことを物語っています。その結果、安値についても切り上げられる展開となり今の114円前後の水準まで上昇してきました。

11月30日からにかけての今回の高値は少し様子が違うようです。
高値更新した後の次の高値は１回目の高値を超えることができませんでした。短期的にみればアップトレンドからダウントレンドに変化したようにみえます。
もちろん、雇用統計の発表をすぐ目の前に控えていますので、ポジション調整があったものと考えれられますが、変化の予兆とも捉えられますので大勢が決まるのを待つのも手かもしれません。

日経225（くりっく株365）-60分足

※チャートは『e-profitFX with株365』から
何本か下値支持線を引きましたが、全ての線が交わるポイントは11月30日15時の安値18,279円です。
基本的にトレンドラインって言うのはどこにどう引くのか、引く人の自由であり、決まりはありません。それは日経225に関しても同じことが言えます。
今回は4本ほど下値支持線を引きましたが、おそらくいろんな人がいろんな線を引いた場合、ほとんどがこの4本の線のいずれかになる可能性が高いのではないでしょうか。
小学生の時に習ったてこの原理（支点、力点、作用点）で言えば支点にあたる点が11月30日15時につけた18,279円です。
いろんな価値観を持った人がトレードする中で、この18,279円という価格は多くの投資家が意識する価格となっています。
今晩の雇用統計では発表内容に問わず、揉み合う可能性が高そうですが、この18,279円は肝となる価格と言えそうなので注視してみてください。
東京金　10月限-60分足

※チャートは『FITS-取引画面』から

依然として狭いレンジ内での展開となっています。ここ数日間の動きはNYの金相場は変動しても為替相場と相殺され日本国内のレートに変化がでませんでした。
裏を返せば、NY金の変動幅と米ドル円相場はきちんと均衡がとれていることを物語っています。この価値観は今晩の雇用統計で崩れるでしょうか。

いずれにしても今晩の雇用統計は日本時間22時30分ですのでお気をつけください。

それでは。素敵な週末を
Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。