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今夜は9月のアメリカ雇用統計

2021年10月08日


皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

本日10月8日(金)21時30分、アメリカの雇用統計の発表があります。
アナリスト予想では、非農業部門雇用者数が50万人、失業率が5.1%となっています。
数字だけを言われてもピンとこないと思いますので、過去のデータと比較してみましょう。

直近一年間の増減を表したものが次のグラフです。

アメリカ非農業部門雇用者数

出典:米労働省

直近一年間の平均は50.34万人の増加なので、予想の50万人はほぼ平均値になります。

アメリカ失業率

出典:米労働省

先月よりも0.1%改善して5.1%になるとの予想です。
コロナの影響から昨年4月に14.8%まで悪化しましたが、徐々に改善されてきました。

このコラムをいつもご覧いただいている方にはお馴染みだと思いますが、毎月、雇用統計発表のタイミングでG7メンバー国のワクチン接種率を調べていす。今回は、大きな順位変動がありました。
ワクチン接種率(1回目)-G7

出典:Our World in Data

先月まで7カ国中で最下位だった日本のワクチン接種率は、英国、ドイツ、アメリカを抜いて4位に浮上しました。
このペースでいくと、来月にはカナダを抜いて1位になるかもしれません。
現在、日本国内のコロナウイルス新規感染者数は減少傾向ですが、これはワクチン接種率が高まったことの恩恵でしょうか。

逆に、ワクチン接種率が伸び悩んでいるのがアメリカです。1ヶ月間で増加したワクチン接種率は2.62%となっており、なかなか接種が進まないのが現状です。

このことがアメリカの雇用環境にどんな影響を及ぼしているのか。結果に注目したいですね。

来週は遅い夏休みのため、コラムの更新は1週間お休みです。

それでは良い週末をお過ごしください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
Our World in Data
米労働省

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