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リーマンショックを振り返る

2017年08月22日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

NYダウが少しずつ下がってきましたが、これは短期的な値下げなのかそれともこのまま下降トレンドに変化してしまうのか。このまま半永久的にNYダウの価格が一本調子で上昇するとは限らないので、どうなるのかとても気になります。

今日は、過去の値動きを少しおさらいしてみたいと思います。

皆様が良くご存じのリーマンショックの頃の話です。

NYダウ-月足
WL1049

※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から

2000年以降の最安値は2009年3月6日につけた5470ドルです。この前年におこった事件が2008年9月15日におきたリーマンショックでした。深く記憶している投資家様も多くいらっしゃると思いますが、2007年におきたサブプライム住宅ローン危機に端を発した米国バブル崩壊によってリーマンブラザーズは多大な損失を抱え、2008年9月15日に破綻したのがリーマンショックです。

サブプライムローンは、米国の貸付ローンの種類でサブプライム層向けのローンでした。サブプライムローンが焦げ付きだす前の2006年ごろまでは住宅価格の上昇を背景に格付け会社は証券に高い評価を与えていました。この証券は他の金融商品などと組み合わされて世界中で販売されていたので2007年夏ごろから起きた住宅価格の下落によってサブプライムローンが不良債権化し、そのダメージは世界各国に飛び火しました。

改めてNYダウの価格をみるとリーマンショック以前にピークを打ったのは2007年10月11日の14198ドルです。

リーマンショックの起因は住宅価格の下落だった訳ですが、住宅価格が下がりだした後にもNYダウの価格が上昇していることをみると、これが株価暴落の大きな材料になるとはほとんどの投資家は想定していなかったことを伺いしれます。

住宅価格の変動は「S&Pケースシラー住宅価格」で知ることができます。次回の発表は8月29日22時です。前回は前年比で5.69%の上昇でした。

サブプライムローンが不良債権化した時と同水準まで上昇してきた現在の米国住宅価格はこのあとも上昇し続けることができるのか。

この指標が重要な先行指標と捉えるのであれば、注視した方が良さそうです。

 
 

それでは、マーケットです。

米ドル円(くりっく365)-60分足

WL1045

※チャートは『e-profitFX with株365』から

レンジ内安値近辺での相場展開が続いています。この水準での展開が続くのでしょうか。

 
 

日経225(くりっく株365)-60分足

WL1046

※チャートは『e-profitFX with株365』から

日経についても同様。8月11日以降レンジ相場を形成しています。現在はレンジ内安値近辺での展開となっています。

 
 

東京金 6月限-60分足

WL1047

※チャートは『FITS-取引画面』から

4500円ラインを少し下回ったあたりを安値圏とした展開となっています。

 
 

チャートの形を見るといずれの相場も同じような形をしていることが解ります。レンジ内相場が続くのであればトレードはしやすそうですが、いつまでこの展開は続くのでしょうか。

ということで今日も張り切っていきましょー。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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