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コラム

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メキシコペソ円、取引開始

2017年10月30日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

本日10月30日よりメキシコペソ円の取引がスタートしました。

記念すべきメキシコペソ円の始値は5.945円。

メキシコの政策金利は7.00%と非常に高めですが、それ以外だとタコスなどのメキシコ料理ぐらいしか思い浮かびません。

私以外でもメキシコについて知らないことが多いかと思いますので、今日は簡単にメキシコについて調べてみたいと思います。

メキシコ合衆国(通称メキシコ)は、北アメリカに位置する連邦共和制国家です。首都は「メキシコシティ」で事実的な公用語はスペイン語、総人口は1億2701万人(2015年国連)です。スペイン語圏においてもっとも人口が多い国だそうです。

首都のメキシコシティの位置を地図で確認するとその位置は、メキシコのほぼ中心に位置しています。

勝手なイメージですが、大概の首都って海に面しているイメージがあったのですが、メキシコシティは内陸に位置しています。

メキシコの人口は1億2701万人ですので、日本の人口1億2672万人とほぼ同数です。

民族はスペイン系と先住民の混血が60%、先住民が30%、スペイン系が9%となっています。スペイン系民族が多いことや事実的な公用語がスペイン語であることは、アステカ帝国が滅亡以降、300年もの間メキシコはスペインの植民地だったことによるものです。

 

投資をおこなう上で気になるのが経済です。

メキシコ政府、中銀、IMF発表の2016年時点での各データは次のとおりです。

 

名目GDP 10,460億ドル
一人あたりGDP 8,554億ドル
実質GDP成長率 2.30%
消費物価上昇率 3.36%
失業率 3.88%
対外債務残高 3,093億ドル
輸出額 3,807億ドル
輸入額 4,052億ドル
外貨準備高 1,765億ドル

輸出入に関してはアメリカとの関係性が強く輸入全体の47%、輸出全体の81%がアメリカが占めています。

輸出される品目は自動車及び自動車部品が27.5%、電気・電子部品が18.0%、産業用機械機器が12.2%と半分以上が工業製品です。

逆に輸入される製品では、電気・電子機器が21.0%、産業用機械機器が14.4%、自動車及び自動車部品が12.3%です。

輸出入ともに工業製品が占めており、メキシコは北米の工場化してることがデータから読み取れます。

国土交通省ホームページによれば、メキシコの賃金は次のとおりです。

メキシコシティ
・ワーカー(一般工職)
基本給 323から334米ドル

・エンジニア(中堅技術職)
基本給 780から1525米ドル

・中間管理職(課長クラス)
基本給 2415から3946米ドル

・スタッフ
基本給 404から520米ドル

因みにニューヨークの賃金は次のとおりです。

・ワーカー(一般工職)
月額 2996米ドル

・エンジニア(中堅技術者)
月額 7039米ドル

・中間管理職(課長クラス)
月額 12183米ドル

アメリカ(ニューヨーク)と比べメキシコの労働市場は非常に人件費を抑えた生産が可能な市場となっています。

今後が期待できる魅力的な国なのかもしれません。

メキシコの発展に期待したいですね。

ということで、今月も後2日です。

月末、張り切っていきましょー。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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