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マイナポータルを使って確定申告やってみた

2022年02月21日


皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

2月も後半に差し掛かり、確定申告の時期がやってきました。
私は去年まで窓口に書類を提出する、昔ながらのやり方で確定申告していましたが、最近マイナンバーカードを作ったので、今年はマイナポータルと連携した確定申告を試してみました。

マイナポータルを利用したことがある方はご存じでしょうが、マイナンバーカードを利用した確定申告をおこなうためにはスマートフォンに専用アプリ(マイナポータルアプリ)をインストールして、マイナンバーカードのデータを確定申告ページに反映させなければなりません。

マイナンバーカードに記録されている情報はスマートフォンの「Reader/Writer,P2P」機能を利用して読み取るのですが、これが結構な曲者です。

普段この機能を私は利用しておらず、予備知識がない状態で申告の手続きを始めたので、申告を完了するまで2時間近く掛かってしまいました。何も考えず指示通りに作業していけばそれほど時間はかからなかったと思いますが、何回もマイナンバーカードの読み込みを行わなければならないので確認しながら作業した結果、遅くなってしまったのかもしれません。

利用者識別番号と暗証番号って何?
手続きを進めていくと利用者識別番号と暗証番号を求められるのですが、この2つの番号を持ち合わせていなかったので発行をおこなうのにもひと手間必要でした。

去年私がおこなった方法であれば、作成した申告書を印刷して捺印して郵便局から税務署に郵送するという物理的作業が発生する流れでしたが、マイナポータル連携になると確定申告するとオンライン上で完結するので、物理的作業を簡略化できるはずだったのですが、それ以外の作業が複雑だったためか、従来の方法よりも時間が掛かってしましました。

ちなみに国税庁によると昨年(令和2年度)のe-Tax利用状況はご覧のとおりでした。

・所得税申告 14,220,417人(64.3%)
・相続税申告   20,824人(15.4%)
・法人税申告  2,424,547人(88.4%)
※出典:令和3年8月国税庁

確定申告をおこなう人の半分以上の方がe-Taxを利用していますが、Playストアにおけるマイナポータルのダウンロード数は100万以上(2022年2月21日現在)でした。従来通りのやり方で確定申告している方が多いのかもしれませんね。

なお、所得税の申告・納税は3月15日が期限です。

当社でくりっく365、くりっく株365、商品先物取引をおこなった個人のお客様は、3月15日までに所得税の申告・納税が必要です。

詳しくは下記をご覧ください。
先物取引に係る雑所得等の課税の特例
https://www.fujitomi.co.jp/exception-tax/

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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