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イースターについて考える

2022年04月18日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

先週末の海外マーケットはイースターで休場でした。

昨日、車を運転していたら教会の前に「イースターおめでとう!」と大きく書いた垂れ幕が掲げられていました。そういえば、浦安にある有名テーマパークでもイースターのイベントをやっていますね。

イースターってなに?と聞かれて、正確に説明できる日本人は少ないようです。

イースターと言われると、モアイ像で有名な「イースター島」をイメージする人のほうが日本では多いかもしれませんが、まんざら関係ないわけでもなく、イースター島の由来は島を発見した日がイースターだったためそのような名称になったとか。

イースターとはキリスト教の「復活祭」のことです。十字架に掛けられて亡くなったイエス・キリストが3日目に復活したことを記念するお祭りで、キリスト教で最も重要な行事とされています。イースターが行われる日付は固定されておらず、春分以降、最初に満月となった日の次の日曜日とされています。今年(2022年)は4月17日でしたが、来年(2023年)は4月9日です。

イースターの前後は世界の証券取引所が休場になります。

金曜日(グッドフライデー)に休場だったのは、
アメリカ、ユーロ圏、イギリス、スイス、シンガポール、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、香港、カナダ、ブラジルなどです。
また、本日(イースターマンデー)が休場となっているのは、
ユーロ圏、イギリス、スイス、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、香港などが休場です。

G7メンバー国でイースターに関係なく取引できるのは日本ぐらいで、それ以外の国は休場だった訳です。イースターを通じてあらためて、西側先進国のほとんどが「キリスト教」の国だということが分かりました。

世界の人達がどんな宗教を信じているのか。Wikipediaによると、世界信者数は多い順にキリスト教の20億人、イスラム教の16億人、ヒンドゥー教の11億人、仏教の4億人と言われています。

世界経済をそれぞれの国が信仰する宗教の違いから見てみると、日本を除いたG7加盟国がキリスト教を国教とする国であることやEU加盟国にイスラム教を国教とした国がないことは、宗教的価値観を共有できる国がグループ化して経済が回っていると考えることもできます。

地図をみると、宗教によって地域分けすることができます。インターネットが無い時代、一個人が得られる情報は限られていましたが、SNS全盛の現在、個人の選択肢は無限に広がりました。何を信じるかも基本的には個人の自由です。

今のような単純な構図が今後はもっと複雑になってくるのかもしれませんね。

投資に置き換えて考えてみれば、ポートフォリオを構成する際、相関性の大きい銘柄同士ではなく、逆相関の銘柄や相関性の少ない銘柄を組み込んだ方がリスク分散することができます。

グロース株とバリュー株、株式と債券、株式と現物資産といった分散方法が有名ですよね。

宗教によって投資先を分散するという手法もポートフォリオを構成する際に活用できる分析手法かもしれません。

今日は、せっかくのイースターなので、宗教と投資について考えてみました。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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