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9月26日(月)今週の商品相場見通し

2022年09月26日

9月26日の週の商品相場見通しです。

 世界的な景気減速懸念から週末に国際商品市況は全面安かつ大幅安を強いられました。FOMCで0.75%の利上げが決定され、アメリカの長期金利が急上昇しています。当初、長期金利の急上昇を無視して、NY金や海外原油は急伸する場面をみせましたが、結果的に金利上昇による景気減速懸念を嫌気して、週末の大幅安につながったといえます。
 9月26日の週は第3四半期の最終週であり、10月からの第4四半期以降、景気減速が一層深刻化するとみられます。
 そのため、第3四半期の最終週にはファンド資金の商品市場からの引き揚げが継続するとみるべきです。

 NY金は1690ドル台まで戻りをみせた後、1650ドル割れをみせています。2020年4月以来の安値水準ですが、引き続き、金利上昇を警戒した下値探りの展開が予想されます。金ETFは12営業日連続で減少するなど、資金引き揚げも顕著です。
 国内の金標準は、円安にブレーキがかかっており、7500円割れを試す展開が予想されます。NY金の自律反発が売り場提供とみています。

 海外原油も急落し、今年1月以来の安値水準まで急落しています。景気減速による石油需要の悪化が売り材料になっていますが、10月5日のOPECプラスの閣僚級会合を意識して、82ドル前後までの自律反発も予想されますが、そこはまた売り場提供とみられます。
 ドバイ原油は7万円を大きく割り込んでいますが、自律反発を考慮しつつ、売り場を探したいところです。株式市場のマインドからも目が離せません。

 トウモロコシも、シカゴコーンの急落を受け、大幅安を強いられています。時期的にはコーンベルトでの収穫期に当たり、ハーベストプレッシャーも意識され、戻り売りが無難です。

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