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8月22日(月)今週の商品相場見通し

2022年08月22日

8月22日の週の商品相場見通しです。

 海外原油は、リセッション懸念の台頭とその後退が交互に表面化した結果、短期間での乱高下を強いられています。ただ、東京のドバイ原油は、急ピッチの円安を手掛かりにして、週末の夜間取引では7万5000円台まで急伸するなど、一週間で5000円以上も買い進まれています。
 今週も、ドバイ原油にとっては円安が重要といえます。ただ、海外原油は急伸した分、今後の上値余地は乏しくなるとみられ、高値からの値崩れも目立っており、今週も乱高下必至とみられます。
 目先、4-6月期のアメリカのGDP・改定値に注目し、それによってリセッションに対する市場の見方が固まり、海外原油の方向性も決まるとみられます。

 さて、FRBの金融引き締め強化が継続し、次回のFOMCでの0.75%の利上げを指摘する向きも多く、結果的にアメリカの長期金利の急上昇と急ピッチのドル高をもたらし、NY金は1760ドル割れまで急落しました。7月から8月の上昇幅の半値押しの水準で、週明けはこの半値押しで下げ止まりをみせるか注目したいです。
 週末にジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演が予想され、注目されます。
 円安とNY金安が強弱両材料となって、金標準はボックス圏で推移していますが、円安分、取引水準を切り上げており、今週も円安基調が続くかどうか見極めたいところです。

 トウモロコシは、今週から実施されるクロップツアーが注目されます。サウスダコタとオハイオから実施され、アイオワで集結し、週末に全米の生産高予想が発表されます。毎日、日本時間午前10時に中間報告が明らかになるため、日中取引へ少なからず影響を与えることは避けられません。
 コーンベルト西部の乾燥によるストレス解消は限定的で、強気の中間報告を想定して買いスタンスで臨みたいです。

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