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マーケット情報

6月6日(月)今週の商品相場見通し

2022年06月06日

6月6日の週の商品相場見通しです。

 週末にWTI期近7月限は120ドルの大台乗せを果たしました。清算値が118ドル87セントであり、その後、1ドル50セント以上も買い進まれています。
 一週間でWTIは3%の上昇でしたが、NY石油製品は軒並み9%前後も急騰しており、引き続き、NY石油製品の上昇が原油の支援材料となっています。
 アメリカからの欧州向け軽油の輸出急増、そして欧州からのアメリカ向けガソリン輸出の激減もあり、アメリカ国内の石油製品の供給が極めてタイトな状況にあります。週明けもNY石油製品の動きがポイントになるでしょう。

 ドバイ原油は、急ピッチの円安も支援材料となり、急騰しています。さらなる円安進行に対する警戒もあり、また海外原油の高値警戒もあり、乱高下が予想されます。ひとまず、週明けの上値追いの買いは避けるべきといえます。それでも、長期的な買いスタンスは維持すべきで、突っ込みはすかさず、買い拾っていきたいところです。

 金標準は、急ピッチの円安の影響で、取引水準を大きく切り下げました。ただ、ここ最近の円安傾向から、1ドル=131円台の円安には抵抗もあり、円安にブレーキがかかると、ここからの買いは厳しくなりそうで、7800円台は売り場提供になりそうです。

 NY金は、上海のロックダウン解除に対する期待先行から非鉄が急騰し、それに対するインフレヘッジで大きく買われましたが、週末発表された強気の雇用統計を嫌気して売られています。またインフレヘッジで買われるかどうか、見極めることが重要です。

 上海のロックダウン解除に対する期待先行からゴムは上昇を続けています。ただ、休場明けの上海ゴムの上昇を確認すれば、上げ一服も予想されます。

 トウモロコシは、納会月を迎えたこともあり、内部要因主体の動きをみせています。主産地アイオワの極めて良好な作柄状況もあり、市場では大豊作期待が台頭し、上値を抑制しています。当面、上値の重い展開が続くとみています。

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