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5月23日(月)今週の商品相場見通し

2022年05月23日

5月23日の週の商品相場見通しです。

上海の段階的なロックダウン解除を受け、急落していた非鉄や銀が出直りをみせており、それに合わせて金もインフレヘッジの買いが再燃しています。
また、NY期近6月限の整理商いもいつも以上に順調に進み、悪抜け期待も出直り要因になっています。
一方で、円安基調にブレーキがかかり、円高に振れる局面が目立っています。特にアジア勢の円買いの動きが加速しています。従って、以前のような円安が期待できず、金標準の上値は限られるとみるべきです。
金標準は7500円台のレンジ内で売り買いが交錯するとみられ、逆張りスタンスで対処したいです。
 
中東産原油も、逆張りが無難です。海外原油はレンジ内ながら値動きの荒い展開をみせています。このため、突っ込み買い・吹き値売りが無難です。
ところで、アメリカの戦略備蓄在庫の放出が今週から実施されますが、市場では全く材料になっていません。備蓄在庫の放出のセットとして、原油増産のシナリオを示唆していましたが、アメリカの原油増産が頭打ちの状況で、売り材料になり切れないでいます。
週明けの海外市場で、引き続き、売り材料にされなければ、上海の段階的なロックダウン解除もあり、海外原油は取引水準を切り上げる可能性もあり、そうなれば、中東産は8万円を試すことになりそうです。

トウモロコシは、シカゴトウモロコシ急落や円高でも下げ渋りをみせ、売られても5万7000円台回復をみせています。値位置的には割高であり、下振れも警戒したいが、突っ込みは引き続き、買い場になるでしょう。週明け発表される作付進捗率から目が離せません。

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