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4月25日(月)今週の商品相場見通し

2022年04月25日

4月25日の週の商品相場見通しです。

 IMFによる世界の成長率の下方修正発表以降、世界の石油供給不安よりも、景気減速による石油需要の後退が警戒され始めており、海外原油は供給不安で上昇しても長続きせず、結果的に売り場提供になっています。
 一方、5月初旬に予定されているアメリカのFOMCでは0.5%の利上げの可能性が高まっており、それを前にして長期金利が急上昇しており、改めて円安基調が予想されます。
 東京の中東産原油は強弱材料が交錯する中、乱高下が予想されますが、海外原油の急伸局面は売り場提供とみて、売り上がりたいです。ただ、金曜日から3連休となり、5月のGWを意識すれば、仕掛けは今週中の短期勝負が無難です。
 高額な証拠金がネックになり、出来高も低迷しており、値が跳ぶ状況にあります。

 金もNY金が時期的に、5月初旬のFOMCを警戒して、ジリジリと水準を切り下げており、8000円割れでの取引も続きそうです。

 白金は、欧州での自動車用触媒需要の後退がより深刻化しつつあり、NY白金の900ドルを試す一段安も警戒され、戻り売りスタンスは維持したいです。

 ゴムも産地のオファー価格の急落と国内の需要悪化が影響し、軟調地合い継続とみています。

 トウモロコシは、波乱の展開が予想されます。週明けはインドネシアのパーム油の禁輸が改めて好感され、下押しは買い場提供になるとみています。アメリカのコーンベルトの厳しい冷え込みもなお予想されていることも買い材料といえます。ただ、5月からの急ピッチの作付進展も予想され、GW前には買いの手じまいが無難です。

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