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マーケット情報

3月14日(月)今週の商品相場見通し

2022年03月14日

3月14日の週の商品相場見通しです。

 11日のロシアのプーチン大統領が、ベラルーシのルカシェンコ大統領との会談において、ウクライナとの停戦交渉で何等かの進展があったと発言したとの情報が流れ、一時的に国際商品市場が急落する場面もあり、NY金は1960ドルまで急落しました。8日の高値から約120ドルの大幅安です。
 結果的に、その後は1990ドル前後まで買い直されるなど、出直りをみせています。

 ところで、ロンドン金属取引所であるLME市場のニッケル取引の停止が続いています。一気に価格が2倍になったことで、取引を停止する事態となり、その時の取引がキャンセルされることになりました。
 このため、当局による規制強化のリスクが高まったとして、9日の商品市況の大幅安につながったと考えられます。
 LMEの取引停止以降、投機筋の仕掛けは短期スタンスに変わっており、国内市場での仕掛けもそれにならって短期勝負が無難とみられます。

 さて、7400円台後半まで買い直された金標準ですが、15日、16日のFOMCを意識して、NY金の下振れも警戒され、その前に金標準の買いを軽くしておきたいです。FOMCでの0.50%以上の利上げが予想されますが、声明発表によって、NY金の下値確認になるかどうか注目されます。

 東京のドバイ原油は週末に7万円の大台を回復しています。ただ、規制強化も警戒され、以前のような上昇基調は厳しいとみられ、買いには押し目待ちで、買いの回転を効かせるべきです。ロシア産エネルギーの供給不安は解消されないだけに、長期的な上昇基調には変わりないとみています。

 トウモロコシは急騰を続けています。ウクライナからのトウモロコシ輸出がストップしていること、2022年度のウクライナでの作付はほぼ困難とみられ、まだまだ買いは継続すべきです。3月限はサヤを大きく売られているだけに、サヤ出世も予想され、5万2000円も通過点といえます。

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