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1月31日(月)今週の商品相場見通し

2022年01月31日

1月31日の週の商品相場見通しです。

週末の海外原油はさらに高値を更新するなど、強い地合いは相変わらずです。ウクライナ情勢の地政学リスクが高まりをみせる中、ロシアが欧州向けのエネルギー供給を縮小ないし停止する手段に出るとの憶測も流れ、供給タイトを助長するとして買い材料になっていました。これは、ロシアがウクライナに侵攻した場合、欧米の制裁に対する報復手段として警戒されているものです。
ただし、ロシアの外貨獲得手段を失うことになり、実際には非現実的であり、海外原油の高値からの値崩れにつながっていました。
それでも、中東情勢も混とんとしており、原油の先高期待に変わりはなく、いずれWTIも90ドルの大台を付けるとみられます。今週もドバイ原油は買いスタンス維持し、6万円は通過点に過ぎないでしょう。
金は、厳しい局面が予想されます。パウエルFRB議長の会見によって、予想以上の金融引き締めの可能性が高まっているためです。FOMCのたびの利上げが実施されるとの観測も出ており、利上げ懸念から金は急落を強いられています。
今週は重要なアメリカの経済指標が相次いで発表されるため、一段安も警戒すべきで、基調は弱気に転じてしまったといえます。
トウモロコシは、ここにきてのシカゴトウモロコシの急伸もあり、それまでの上げ渋りの反動高が表面化して、4万1000円を試す上昇が期待されます。
ゴムは、戻り売りスタンスで臨みたいです。週末に強引に買い進まれたものの、国内の自動車生産は感染拡大によって縮小や停止を強いられています。実勢悪からまた売り直されるとみています。
今週は、中国が旧正月で休場となります。

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