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9月28日(月)今週の商品相場見通し

2020年09月28日

フジトミ チーフアナリスト齋藤和彦より、9月28日の週の商品相場見通しをお送りします。

 欧州での新型のコロナウイルスの感染拡大によって、経済活動の再停止の動きが加速しており、ドル高・ユーロ安が進行、NY金は一週間で100ドル以上も先週、急落しました。欧州での感染拡大に歯止めはかからず、ドル高基調が今後とも進行するとみるべきで、NY金はいずれ1850ドルを割り込み、1800ドルを試すとみる。実需の買いもみられず、すでに天井を打ったとみるべきで、戻り売りで臨みたいです。

 原油も戻り売りスタンス継続です。NY株価の急伸が心理面の支援材料になっていますが、新型のコロナウイルスの感染拡大による石油需要の後退、また、リビアでの原油輸出再開もあり、石油の需給バランスは悪化しており、弱気なファンダメンタルズから、海外原油はいずれ急落するとみています。
 ただ、ノルウェーの石油関連施設の労働者ストライキが30日に予定されており、それによる供給不安も指摘される可能性もあるため、そのストライキ前には売りを仕上げ、臨機応変に対処したいです。
 
 ゴムは、RSS3自体の供給が産地で細っており、産地のゴムの供給不安はみられないが、RSS3の供給不安から、逆ザヤ相場が一段と顕著になるとみています。

 トウモロコシは、シカゴ急落に逆行して急伸するなど、先行き不透明な状況です。ただ、アメリカのコーンベルトでの収穫進展によるハーベストプレッシャーは無視できず、いずれ急落するとみています。

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