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マーケット情報

8月23日(月)今週の商品相場見通し

2021年08月23日

8月23日の週の商品相場見通しです。

 デルタ株の感染拡大による石油需要の後退懸念が高まり、海外原油・石油製品は先週、急落しており、週末の引けにかけて軒並み安値引けとなっています。
 それまで、デルタ株の感染拡大があっても需要後退につながらないとして、安値拾いの買いが続いていましたが、WTIで65ドルを割り込むと、下げを加速させています。WTIは60ドル台までの下げは必至とみられますが、60ドル台ではまた、安値拾いの買いも予想されます。しかし、デルタ株の感染拡大の長期化も懸念され、売りスタンスは継続すべきで、ドバイ原油は4万0000円を試す一段安もあるでしょう。

 金は狭いレンジでの取引が予想されます。27日に予定されているアメリカのジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演待ちの状況です。NY金は1780ドル台で推移するとみられ、NY金の値位置を踏まえた短期勝負が無難です。

 白金は売りスタンス継続です。NY白金のダブル底形成を踏まえたテクニカルな買いに週末は戻していますが、自動車用触媒需要の後退は避けられず、また大きく売り直されるとみられます。3500円以上は売り上がりたいです。

 ゴムは280円から20円近くも急落していますが、トヨタの減産ショックが大きく、国内の需要低迷を改めて認識したようです。戻り売りは継続したいです。

 トウモロコシは、一段安が予想されます。週末は海外原油の大幅続落とアメリカの環境保護局によるバイオ燃料の使用縮小勧告を嫌気して、シカゴトウモロコシは急落しました。取引終了後に発表されたプロファーマーの生産高予想はかなり弱い内容となり、週明けのシカゴトウモロコシの一段安は必至といえます。連日の下げ渋りをみせているトウモロコシは、週明けから売り先行の展開になりそうです。

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