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マーケット情報

6月21日(月)今週の商品相場見通し

2021年06月21日

6月21日の週の商品相場見通しです。

 FOMCによって、ゼロ金利政策解除の方向性が示され、その後のパウエル米FRB議長の会見では、量的緩和の縮小、いわゆるテーパリングの議論を始めたことを言及し、金融市場からのファンド資金の引き揚げ懸念が高まり、全面安の展開をみせています。その下落相場の中心に金があり、NY金はFOMC前から100ドルも急落しました。
 週末には、アメリカの長期金利が急低下しても、金が一段と急落するなど、金の取り巻く環境の悪化が顕著になっています。
 今年3月の安値である1670ドル台が目先の下値メドになりそうで、弱基調に変わりないとみられます。
 国内の金標準は売りスタンス有利で、6200円割れも視野に入るとみられます。

 週末に海外原油は上伸していますが、NY株価の値崩れに追随して高値から値を消すなど、しばらくはレンジ内で推移するとみられます。世界的な石油需要の拡大観測が支援材料となり、WTIは70ドル割れも買い場になっていますが、73ドルは大きな壁になるとみられます。

 トウモロコシは、波乱の展開が続きそうです。シカゴ穀物市場でもファンド資金の引き揚げが懸念され、シカゴトウモロコシがストップ安まで一時急落しましたが、週末には天候リスクを警戒して急反発しています。
 アメリカ北部の乾燥した天候が長期化しており、この乾燥した状況はまだまだ続くとみられています。このため、天候回復期待もあって急落した国内市場ですが、今週はまた大きく買い直される可能性も考えておきたいです。強引な下げは買い場とみています。

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