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マーケット情報

5月9日(月)今週の商品相場見通し

2022年05月09日

5月9日の週の商品相場見通しです。

 アメリカの長期金利の上昇が続き、週末には2018年以来の3.14%台まで急伸しています。FOMC後のパウエルFRB議長の記者会見で、利上げに慎重姿勢をみせたこともあり、NY株価はその後、急騰を演じましたが、週末にかけて急落するなど、結果的に金融引き締め強化を警戒し、NY金も1910ドル台から大きく値を消しています。
 長期金利が一段と上昇していることから、大きく戻したNY金にとっては、その分、厳しい局面が予想されます。金標準は、円安が支援材料になりますが、7900円は上値抵抗とみられます。
 ただ、円安基調のため、7800円割れは買い拾っていくべきで、値動きの荒い展開が予想されます。
 海外原油は急伸していますが、EUによるロシア産原油や石油製品の禁輸よりも、NYガソリンの急騰が大きく影響したと考えられる。週明けはNYガソリンの動向が最大のポイントになるとみられますが、中国での新型コロナウイルス感染拡大による石油需要の後退を無視し続けており、急反落も警戒されます。ドバイ原油は、高値からの値崩れを警戒したいです。
 トウモロコシは、しばらく売りスタンスが無難です。コーンベルトの天候回復から、今後、急ピッチの作付が予想されるためです。
 ところで、日本時間13日深夜1時にアメリカ農務省は需給報告を明らかにするが、今回から2022年度のバランスシートが公表されます。まだ、机上の数字であるが、作付遅れを背景にして、強気のアメリカの生産高が示される可能性もあり、発表前は戻り賛成とみられます。発表後に急伸すれば、そこは売り場提供になるでしょう。今週は値動きの荒い展開が予想されます。

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