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5月30日(月)今週の商品相場見通し

2022年05月30日

5月30日の週の商品相場見通しです。

 6月からアメリカの学校は夏休みに入ります。また、30日はメモリアルデーでアメリカは祝日となるため、実質的には週末から、ドライブシーズンに入っています。
 ドライブシーズンでのガソリン需要の増加が期待される一方、タイトなガソリン在庫を背景にしてNYガソリンが急騰をみせており、それに追随する格好でWTIも急伸し、週末には115ドル台まで上伸してます。
 5月の累計でアメリカの石油製品輸入が前年同期と比較して30%も減少していますが、輸出のほとんどが欧州からであり、欧州はエネルギー不足の解消のため、輸出を減少させています。
 この輸出減は今後、さらに拡大するとみられます。
 アメリカでのガソリンの需給バランスは今後、さらに悪化するとみられており、WTIの115ドルは通過点で、6月には120ドルも予想されます。
 東京の中東産原油は、8万円台まで買い進まれていますが、それは通過点とみて、買いスタンスで臨むべきといえます。

 NY金はドル安・ユーロ高を好感して出直りをみせましたが、1860ドル台で高値警戒もみられ、やや上昇にブレーキがかかり始めています。一方、円高基調もあり、金標準はボックス圏の動きをみせています。円安で上昇しても、ここまでは短期筋の売り場提供となっています。
 今週末にはアメリカの雇用統計が発表され、NY金の値動きも荒くなりそうですが、金標準は7500円台でのもみあいが予想されます。
 トウモロコシは、乱高下が続くでしょう。高値から5000円以上、急落した後、2000円以上、戻しています。内部要因主体の展開でしたが、水準的にはまだ割安といえます。
 さて、日本時間1日朝5時に今季初めて、トウモロコシの作柄状況が明らかにされます。大きな変動要因とみられ、注目すべきです。

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