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マーケット情報

4月1日(月)今週の商品相場見通し

2019年04月01日

 東京金は不安定な値動きが予想されます。イギリス議会はみたび、EU離脱案を否決したため、12日の合意なき離脱の可能性が高まり、ポンドやユーロ安の影響でドル高が進行しています。
 3月最終週はパラジウムの急落に足をすくわれた金だしたが、週末のパラジウムの反発にもイマイチ反応薄で、ドル高によって上値が抑制されました。
 先行き不透明さからドル高基調は4月に入っても続きそうで、東京金は円安が支援材料になり切れず、4600円を挟む不安定な動きが予想されます。押し目や突っ込みは買いたいですが、手じまいも早めにすべきでしょう。

 東京白金は、パラジウムの戻りが期待されるだけに、3000円台を回復するでしょうが、こちらもドル高を警戒して上値は抑制されるとみられます。
 パラジウムはCMEが大幅に証拠金を引き上げた結果、ひとまず、目先の底入れ完了とみています。

 東京原油は押し目買いで週明けは臨みたいです。ロイター通信が発表する3月のOPECの産油量が明らかにされますが、サウジとベネズエラの追加減産が予想されるためで、それを意識して買いを仕掛けるべきでしょう。トランプ大統領の増産要請に従う産油国は見当たらず、WTIは61ドルから62ドルを試すとみています。

 東京ゴムは戻り売りスタンスを継続すべきです。週明け発表される中国の製造業PMIが注目され、一段と悪化すれば、ゴムの下押し要因になるでしょう。

 東京トウモロコシは急落必至で、シカゴの大幅急落の影響で2万3500円を割り込むことが予想されます。
 ところで、世界の景気減速懸念が高まるキッカケとなったドイツやユーロ圏の製造業PMIの改定値が発表されるため、内容からも目が離せません。

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