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12月14日(月)今週の商品相場見通し

2020年12月14日

フジトミ チーフアナリスト齋藤和彦より、12月14日の週の商品相場見通しをお送りします。

 週末のNY金はインフレヘッジとして買い直されていますが、もともと金利を生まない金として、金利上昇局面では売り込まれており、ここでは全く対照的な動きをみせています。インフレヘッジとして強引な上伸は売り場提供とみています。
 イギリスとEUの交渉がさらに継続されることになり、ひとまずドル安・ユーロ高が週明けに進行しており、NY金の支援材料になるとみられますが、今週も臨機応変に対処したいです。

 原油はワクチン接種を踏まえた将来的な石油需要の改善期待が引き続き、支援材料となって、強い地合いが続くとみています。弱い材料をことごとく無視して、上昇を続けた経緯もあり、市場の関心は需要改善にしかないようです。
 また、今週は国内も厳しい冷え込みが予想されるため、石油需要の増加が期待され、買い有利の展開になりそうです。ドバイ原油は3万1000円台での下値固めを経て、3万3000円を試すとみています。

 ゴムRSS3は週明けの出方によって、方向性が決定づくことになるとみられます。週末の上海ゴムの時間外の上伸を好感して、週明けは買いが先行することになるとみられ、週末につけた下ヒゲの長いチャートがより注目され、外資系金融機関によるテクニカルな買いが本格化すれば、底入れ観測から急反発も予想されます。まずはテクニカルな動きに注目したいです。

 トウモロコシは納会に向けての整理商い後に新規仕掛けを検討したいですが、南米の天候回復から戻り売りが無難とみています。

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