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マーケット情報

11月8日(月)今週の商品相場見通し

2021年11月08日

11月8日の週の商品相場見通しです。

 週末にNY金は1820ドルまで急伸しました。アメリカの雇用統計を受けた結果の急伸ではなく、イギリスの中央銀行の金利据え置きが、週末のアメリカの長期金利の急低下をもたらし、結果的にNY金が大きく買われることになりました。
 近いうちの利上げを示唆していたイギリスの中央銀行でしたが、予想に反して金利据え置きを実施した結果、英国の金利が急低下しています。債券市場の混乱がアメリカの長期金利に波及し、強気のアメリカの雇用統計が結局、弱材料になり切れずに週末を迎えています。
 ただ、非農業部門の就業者数の予想以上の増加や失業率の改善もあり、2022年の利上げ圧力は高まるとみられ、急伸したNY金はまた1800ドル割れを試す展開になるとみられます。
 6600円台まで大きく買われた金標準が、売り上がってみたいです。

 中東産原油は波乱の展開が今週も続きそうで、臨機応変に対処したいです。強気の雇用統計を受け、アメリカでの石油需要の増加観測から、週末の海外原油は急反発しました。ただ、アメリカの原油在庫の積み増しは続いており、供給タイトは解消されています。しばらくは乱高下を繰り返すとみられ、噴き値売りと突っ込み買いの逆張りが無難とみています。

 ゴムは、時期的に冬タイヤの生産増加も予想されます。また、トヨタが自動車生産の増加計画を示しています。このため、4月限は220円前後での下値固めからの出直りを期待して買いを仕込んでいきたいです。

 トウモロコシは乱高下を演じていますが、日本時間10日深夜2時に発表される生産高予想・需給報告がポイントになります。その発表を受け、小麦相場が急伸すれば、トウモロコシの買いを仕掛けていきたいです。

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