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11月14日(月)今週の商品相場見通し

2022年11月14日

11月14日の週の商品相場見通しです。

 急ピッチの円高の影響で、国内の金標準は、週末夜間取引にかけ、先週の高値から200円も急落しています。NY金は急ピッチのドル安を好感して急伸していますが、円高の影響が大きく、NY金急伸は支援材料になり切れていません。
 今週も円相場に翻弄されることになりそうです。
 NY金に関しては、2023年を見据えた仕掛けが活発化しています。つまり、2023年のFRBによる金融引き締め強化の終焉を想定して、インデックスファンドは積極買いを仕掛けており、例年みられるリバランスの前倒しで買いを仕込んでいます。
 15日のPPIの発表が予定されており、ここで、CPI同様、鈍化が指摘されれば、NY金は1800ドルを視野に入れた急伸も予想されます。
 1810ドル前後に200日移動平均線もあり、1800ドルは通過点とみており、今週もNY金の上昇基調が予想されます。
 ただ、円高が警戒されるだけに、もし1800ドルを示現しても、1ドル=135円の円高となれば、金標準は一段安を余儀なくされるとみられます。1ドル=138円台での円高にブレーキがかかるとみて、7800円台はひとまず買い拾ってみたいですが、円高がさらに週明けに進行すれば、7800円台の買いは修正が必要となります。
 東京のドバイ原油に関しての円高が大きな売り材料となっています。ところで、週末に中国がゼロコロナ政策の一部緩和を発表し、週末の海外原油は急伸しました。一週間前と同じ動きをみせています。今回、隔離期間の短縮が中心となる緩和政策ですが、感染者拡大によるロックダウンも一段と拡大するとみられ、楽観できる状況ではありません。一週間前は週明けに上伸後、その後急落した経緯もあり、週明けの海外原油の動向から目が離せません。
 中国のロックダウンは今後とも拡大するとみて、海外原油の急伸は売り場提供とみて、ひとまず対処していきたいです。
 14日のOPEC月報、15日のIEA月報も弱い内容が予想され、一連イベントが終わった後、悪材料出尽くしで、海外原油が戻りをみせれば、ドバイ原油の買いも仕掛けてみたいところです。

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