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1月6日(月)今週の商品相場見通し

2020年01月06日

フジトミ チーフアナリスト齋藤和彦より、1月6日の週の商品相場見通しをお送りします。

 アメリカ軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害をキッカケにして、中東情勢リスクが高まり、そのヘッジとした買われたNY金は急伸し、1550ドル台に大きく水準を切り上げています。 弱気なアメリカの経済指標も支援材料になるなど、金の先高期待は高まっています。期近2月限の2019年の高値である1571ドルが目先の上値目標になるでしょう。

 ところで、今年はネズミ年ですが、2008年、1996年の1月、2月は上昇をみせ、年初から200円前後の上昇をみせました。このため、今年2月までの上昇基調が想定され、年明けも追撃買いを仕掛けてみたいです。東京金の5400円乗せも通過点とみて、5500円も視野に入れたいです。いずれにせよ、金の買いを強化するべきで、大幅続伸を想定しています。

 中東情勢リスクを好感して海外原油も週末に急伸しましたが、高値から急落するなど、金の先高期待とは対照的に一時的な上昇にとどまる可能性もあります。サウジの石油施設への攻撃でも一時急伸したが、その後急落するなど、原油供給に対する直接的な不安が後退する可能性もあり、東京原油は臨機応変にしばらくは対処したいです。

 東京ゴムは狭いレンジで推移するとみています。新規手掛かり難で、狭いレンジでの逆張りが無難とみています。

 東京トウモロコシは売りスタンスを継続し、日本時間11日深夜2時に発表される米農務省の最終生産高予想、需給報告、12月1日現在の全米在庫を待ちたいです。特に全米在庫と需給報告が弱い内容になりそうで、東京の2万4000円割れもありそうです。

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