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マーケット情報

1月24日(月)今週の商品相場見通し

2022年01月24日

1月24日の週の商品相場見通しです。

 週末の金市場はNY金が1830ドル付近まで下がる動きを見せ金標準も6670円台まで下落しました。先週にインフレヘッジの買いによって1840ドル台まで急騰してから、海外原油や他の貴金属市場の値崩れによってインフレヘッジの買いが後退しNY金は高値から崩れています。今週はアメリカのFOMCが予定されており、3月の利上げを意識する動きから金利の生まない金の軟調地合いが想定されます。まずは25日・26日に開催されるアメリカのFOMCに注目したいです。
 ただ、その一方ではロシアとウクライナの緊迫した状況による地政学的リスクやロシアのパラジウムや他の貴金属の供給不安が金相場の下支えになる可能性もあり、こちらの動きも注意したいです。
 売り買い両方の材料があって今週の金市場はどちらにも振れる動きが想定されますが、将来的なアメリカの利上げに変わりはなく高い水準では金は売り有利の展開になると見たいです。

 石油市場は週末の海外原油が高値警戒感によって調整安の展開からWTIは一時83ドル割れまで下落する動きを見せました。この海外原油の動きによってドバイ原油も夜間で一時下がりましたが、その後はNYヒーティングオイルの上昇をきっかけにWTIが85ドル台まで上昇しドバイ原油は反発する動きになりました。
 今週はアメリカのFOMCによるNY株価の動きが注目されます。NY株価の下落になれば投資マインドの悪化によって海外原油の軟調地合いが想定されますが、世界的な石油の供給タイトな状況に変わりはなく、更にアメリカの寒波による石油需要の拡大が支援材料になると見て石油市場は下押し局面から再び買われる動きが想定されます。まだ海外や国内の石油市場の強い相場が続くと見たいです。

 ゴム市場は先週253円まで上昇してから週末に243円まで崩れる動きを見せています。NY株価や他の商品市場の下落によってゴムは下落基調となっていますが、週明けも外部要因の悪化と週末の上海ゴムの時間外取引の急落によってゴムは240円を割れる動きも想定されます。ゴムの買い材料が乏しく引き続き外部要因の動き次第となっている事からNY株価や他の商品市場の動きに注意したいです。

 トウモロコシ市場は週末のシカゴコーンが週明け以降の南米の天候リスクやアメリカの寒波による飼料用需要の拡大観測を受けて上昇し、トウモロコシも夜間では買われる動きを見せています。今週もシカゴコーンは強気な材料を背景に堅調地合いが想定され、トウモロコシも上昇が期待され先週の高値の4万0850円を試す動きを想定したいです。

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