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FUJITOMI market NEWS

マーケット情報

8月5日(月)今週の商品相場見通しです。

2019年08月05日

 パウエルFRB議長のち追加利下げに否定的な見解で、一旦、金は失望売りに急落しましたが、トランプ大統領による中国への経済制裁強化によって、改めて金は安全資産として注目され、急伸しています。
 米中の貿易摩擦の拡大懸念が一層強まっており、株価の下げはアメリカの長期金利の低下がみられ、このため、FRBは追加利下げを強いられることになるでしょう。このため、金は押し目買いスタンスで、4900円割れは買い拾っておくべきです。
 ただ、円高も予想されるため、深追いの買いは避けたいです。
 白金はすでに弱気に基調が転じており、このまま、9月まで戻り売りは継続すべきです。
 原油は、米中の貿易摩擦のリスク拡大で、再び戻り売り基調を鮮明にしています。注目は6日にEIAが発表する月報です。ここで、アメリカの原油増産が上方修正される一方、世界の石油需要が一段と鈍化すると指摘されれば、下げに弾みがつくことになります。3万9000円は大きな壁となり、また3万7000円割れを試すとみています。
 東京ゴムは従来通りの売りスタンス堅持です。ようやく、期待した通りの下げをみせていますが、産地のオファー価格の急落、中国でのゴム需要の低迷と在庫の積み上げ、日本の消費税引き上げ前の冬タイヤの販売増による反動など、買い材料は見当たらず、いずれ150円台に値を崩すとみています。
 東京トウモロコシは、臨機応変に対処したいです。コーンベルトの生育に理想的な天候を売り材料にシカゴは急落してきましたが、現在は出直りの兆しもみせています。シカゴ市場のテクニカルな動きにしばらくは注視したいです。

 なお、来週はお盆休みのため、お休みさせていただきます。

フジトミ齋藤がお伝えしました。

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