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日経平均小幅続伸か 為替相場を睨みながらの展開

  • 2017/05/26
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は、原油相場の下落が重荷となったが6日続伸。S&P総合500種とナスダック総合(6205.257 +42.233)の両指数は終値として過去最高を更新した。S&P500種株価指数は前日比0.44%高の2415.07で取引を終え、NYダウは70.53ドル(0.33%)高の21082.95ドルで、3月1日につけた終値ベースの最高値に迫った。先週の新規失業保険申請件数がほぼ市場の予想通りとなった。家電大手のベスト・バイなど好決算が相次いだ消費関連が上昇し、全体の上昇を牽引した。原油相場の下落を嫌気してエネルギーセクターが売られ、S&Pエネルギー株指数1.8%の低下となった。
 NYMEXのWTI先物7月限は前日比2.46ドル(4.8%)安い1バレル=48.90ドルで取引を終了。来年3月まで9カ月間の減産延長はおおむね市場の予想通りの内容ではあったが、市場の一部で期待されていたOPECが減産幅拡大もしくは12カ月間の延長に踏み切らなかったことが失望を誘発させ、利益確定売りが優勢となった。
 本日の日経平均は、米株高を好感し強含みの展開が想定される。一方で円高基調となれば相場の重しとなるだろう。早朝に、NBCニュースやワシントンポスト紙が、米当局者によると、トランプ米大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が、米連邦捜査局(FBI)によるロシアに関する捜査の対象となっていると報じた。引き続き、トランプ政権の政策運営が警戒される。

【買い材料】

・米S&P500とナスダック最高値更新、小売決算好調
・NYダウ上昇(21082.95、+70.53)
・米新規失業保険申請件数 23.4万件〔予想 23.8万件〕(前回発表値 23.2万件)
・ドル底堅く推移、原油安で資源通貨下落=NY市場
・OPECやロシアなど、減産9カ月延長で合意 市場調整の進捗目指す
・世界経済明るさ増す、FRB見通しへのリスク低下=ブレイナード理事
・恐怖指数VIXは9.99、前日比低下
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(19810、+10)
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・好業績やテーマ株など物色意欲強い

【売り材料】

・NY原油先物-反落 OPECに向けて積み上げた値幅を解消(48.90、-2.46)
・クシュナー氏がロシア捜査の現在の焦点に-ワシントン・ポスト紙
・米大統領弾劾への警戒感
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感
・米国のドル高是正構想継続
・世界各国で過去最大規模のサイバー攻撃発生

【その他注目点】

・主要7カ国(G7)首脳会議(伊タオルミーナ、27日まで)
・日米首脳会談(伊タオルミーナ)
・日仏首脳会談(伊タオルミーナ)

・欧州株式市場-小動き OPEC減産延長は支援材料にならず
・米債券市場=国債利回り小幅低下、年内2回の利上げ観測後退
・欧州債-続伸 買い地合い継続
・NY金先物-反発 米利上ペース緩むとの見方が下支えに

・米4月卸売在庫・速報値(前月比)-0.3%(前回発表値 +0.2%)

・北朝鮮「最も危険な脅威」 ICBM開発で米陸軍総長
・米入国規制の新大統領令、高裁も認めず
・トランプ氏「NATOは応分の財政負担を」、初の首脳会議に出席
・法人税改革で超党派の合意得られると期待=米財務長官
・仏総選挙、マクロン新党が絶対過半数うかがう勢い
・自爆攻撃捜査情報漏れ、メイ英首相がトランプ米大統領に不満表明へ
・イラン、3カ所目の弾道ミサイル地下工場が完成=ファルス通信

《スケジュール》

08:30  4月全国消費者物価指数
08:30  5月東京都区部CPI
08:50  4月企業向けサービス価格指数
10:00  伸銅品出荷統計(4月)    
11:00  米セントルイス連銀総裁が来日・講演    
16:00  アルミ圧延品出荷統計(4月) 

11:00  ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
17:00  台湾GDP改定値(1-3月)
21:30  1-3月期米国内総生産(GDP)改定値
21:30  4月米耐久財受注額
23:00  5月米消費者態度指数

☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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