日経平均価は続伸して、前週末比255円13銭（1.37％）高の１万8875円88銭で取引を終了した。前日23日のフランス大統領選の第１回投開票の結果から、リスクオフムードが後退する格好となり、円相場が１ﾄﾞﾙ＝110円台に下落となった。一方では、明日の北朝鮮の朝鮮人民軍創建85周年を前に地政学的リスクへの警戒感は継続され、日経平均は高値圏でもみ合う展開となった。
　仏内務省によると、23日の仏大統領選第１回投票は開票率97％の段階で、マクロン前経済・産業・デジタル相が23.9％、ルペン極右政党・国民戦線党首が21.5％を獲得していた。過半数を獲得する候補者は出ず、上位この２人が５月７日の決選投票に進む結果となった。調査会社イプソスの世論調査では、決選投票ではマクロン氏が62％対38％でルペン氏に勝利する見通しとの見解がでた。
　ＴＯＰＩＸも続伸となり、前週末比14.61ﾎﾟｲﾝﾄ（0.98％）高の1503.19で取引を終えた。東証１部の売買代金は２兆1193億円、売買高は19億2119万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は1534、値下がりは381、変わらずは101銘柄だった。

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