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G20、森友学園問題、3連休でポジション調整が優勢に

  • 2017/03/17
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は小幅に反落して、前日比68円55銭(0.35%)安の1万9521円59銭で取引を終了した。日中の値幅(高値と安値の差)は59円と狭いレンジでの取引となった。3連休前のポジション調整売りや大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で政局不安が台頭した。ドイツで本日から始まる主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議(G20)が開かれ、市場では、ムニューシン米財務長官の為替政策を見極めたいととする向きが観測された。一方では、日銀によりETF買いも午後の株式市場では観測され、指数の下支えをした。
 TOPIXも反落して、6.84ポイント(0.43%)安の1565.85で取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆4595億円、売買高は20億1361万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1116、値上がりは742、変わらずは148銘柄だった。東証1部33業種は海運や石油・石炭製品、電気・ガス、不動産、医薬品、輸送用機器など29業種が下落となり、その他製品、パルプ・紙、証券・商品先物取引、金属製品の4業種が上昇した。

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