日経平均株価は3営業日ぶりに反発となり、前日比12円76銭（0.07％）高の１万9590円14銭で取引を終了した。ＦＯＭＣ後に為替が円高基調となったことが重しとなったが、海外勢の買いや後場の日銀のＥＴＦ買い観測が下支えとなった。また、オランダ下院選で与党の自由民主党が第１党を維持する見通しとなり、投資家の警戒感を和らげた。日銀は15ー16日の金融政策決定会合で、昨年９月に導入した長短金利操作付き量的・質的金融緩和の金融調節方針維持を市場の予想通りに決定。長期国債保有残高の年間増加額のめどである約80兆円も維持した。株式市場の反応は限定的となった。
　ＴＯＰＩＸも３営業日ぶりに反発し、1.38ﾎﾟｲﾝﾄ（0.09％）高の1572.69で取引を終了した。東証１部の売買代金は２兆1590億円、売買高は17億9651万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は1235、値下がりは630、変わらずは139銘柄だった。　
　東証１部33業種は海運や非鉄金属、鉱業、機械、石油・石炭製品、パルプ・紙、金属製品、鉄鋼など26業種が上昇し、保険や銀行、食料品、医薬品、輸送用機器など７業種が下落となった。

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