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【第72回】 第11部 「日経レバレッジ投信!」

2016.05.20掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★ 【小次郎講師】 ★
現在、投資リテラシーということの必要性を説いているところ。前回は毎月分配型投信の話をしたが本日からは日経レバレッジ投信について。

☆ [ムサシ] ☆
これまた人気の投資信託ですね。

【1、アクティブ運用パッシブ運用とは?】

★ 【小次郎講師】 ★
まず、ムサシ君の投資リテラシーを試してみよう。投資信託にはアクティブ運用とパッシブ運用がある。これを説明せよ。

☆ [ムサシ] ☆
最初から難しい。アクティブってはのはactiveですね。英語の意味は「積極的な」とか「活発な」ですか。パッシブってのはpassiveですね。「消極的な」とか「受け身の」って意味ですね。それくらいです。わかるのは。

★ 【小次郎講師】 ★
たとえば投資信託が株で運用していたとする。戦後の日本のように経済がどんどん発展していけば、それに連れて株価も高くなっていくのは当たり前。バブル期には株で億万長者が続出した。しかし、低成長時代になればそう簡単には儲けられない。

☆ [ムサシ] ☆
当然ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
それを代表しているのが平均株価。その国が成長していれば平均株価は大きく上がるし、停滞していれば平均株価は上がらない。

☆ [ムサシ] ☆
でしょうね。

★ 【小次郎講師】 ★
パッシブ型の投資信託は平均株価などの上昇に合わせて、その上昇分の利益をあげましょうというもの。アクティブ型というのは、運用会社が上手く運用することにより、平均株価の値動き以上の利益をあげようとするもの。どっちがいい?

【投資リテラシーその1】
投資信託にはパッシブ運用とアクティブ運用がある
◆パッシブ運用
日経平均等の指標に連動した運用成果を目指すもの。
◆アクティブ運用
それ以上の運用成果を目指すもの。

☆ [ムサシ] ☆
ということは戦後のように日本の経済が成長しているときにはパッシブ型で利益が出ますが、今のような低成長の時代ではあまり期待出来ないですね。やっぱりアクティブ型の方が儲かりそうですね。

★ 【小次郎講師】 ★
結論を急がず、まず、それぞれの長所・短所を紹介しよう。パッシブ運用は運用が簡単。運用のプロが工夫して儲けるというところがない。で、運用が簡単な分、手数料も安い。但し、短所としては大きくは儲からない。平均株価が下落しているような局面では同じく下がってしまう。

☆ [ムサシ] ☆
パッシブ型は手数料が安いんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
パッシブ運用は運用方法を考える必要がないので、その分、手数料は割安。アクティブ運用はプロが研究したり工夫したりするのに経費がかかる。

☆ [ムサシ] ☆
なるほど。

★ 【小次郎講師】 ★
アクティブ運用のメリットは、プロが工夫して運用するので、うまくいけば大きく利益を上げられることがある。デメリットは、手数料が高いこと、プロが運用してもうまくいかないことがあること。

【投資リテラシーその2】
◆アクティブ運用の長所と短所
・長所、プロが運用するので大きく儲かることがある。
・短所、手数料が高い。プロが運用しても失敗することがある。
◆パッシブ運用の長所と短所
・長所、手数料が低い
・短所、そもそも指標としているもの(例日経平均)が上がらなければ利益は上がらない。

★ 【小次郎講師】 ★
さて、あらためて聞くぞ、パッシブ運用とアクティブ運用のどっちを選ぶ?

☆ [ムサシ] ☆
投資信託ってのはそもそもプロに運用を任せてうまく運用してもらおうってものですよね。だとしたらやっぱりアクティブ運用が正解だと思いますけど。パッシブ運用なら自分でも出来そう。

★ 【小次郎講師】 ★
と思うよな?ところが現在、圧倒的に人気があるのがパッシブ型。

☆ [ムサシ] ☆
どうしてですか?

★ 【小次郎講師】 ★
残念ながら運用の上手いプロがいなくなったのだよ。この低金利の時代に無理して儲けようと思えば思うほど失敗する。しかも手数料が高いのだから、その手数料を引いても魅力あると思える結果を出せるファンドマネージャーがほとんどいないのだよ。

☆ [ムサシ] ☆
それはまた残念な。

【2、投資信託の手数料】

★ 【小次郎講師】 ★
まず、パッシブ型にしてもアクティブ型にしても、そもそも投資信託は手数料が高いということを認識しなければいけない。

【投資リテラシーその3】
投資信託は手数料が高い。

☆ [ムサシ] ☆
そうなんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
かつて、証券会社は投資家に株を奨めるのがメインだった。それが今や投資信託がメインのところが多い。なぜだかわかるか?

☆ [ムサシ] ☆
何故なんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
投資信託の方が手数料が高いからだよ。昔から、業者が奨める商品は投資家にとって一番有利なものではなくて、業者にとって一番儲かるものと相場が決まっている。投資信託は「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」と3種類も手数料がある。販売手数料とは通常の金融商品を販売するときの手数料。信託報酬とは運用管理費とも言い、運用会社が運用するときの手数料。これがアクティブ運用では高く、パッシブ運用では低い。そして信託財産留保額とは換金するときにかかる費用。

☆ [ムサシ] ☆
いろいろあるんですね。

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